2015-01-01から1年間の記事一覧

覚悟とか信念とか。〜ハードルが高ければ高いほど、だれでも揺らぐ時はあるはず〜 

こんにちは。 日本にもっとミュージカル映画を! 若い頃からの友人があたらしいチャレンジをしているので、その紹介も兼ねて。 このたび、日本ではまだなじみのないミュージカル映画をつくったカクカワくんは、僕が社会人になりたての頃よく飲み歩いていた友…

グローバルな視点 〜終戦記念日は独立記念日〜

こんにちは 大学院時代の卒業生が集まって、戦後70周年談話に関連して議論する機会がありました。 インド、韓国、中国、フィリピン、日本、イタリア、アメリカ、オーストラリア、メキシコという9カ国の出身者からなる約30人のメンバーで議論しました。 この…

「重度自閉症」の著者による「飛び跳ねる思考」をよみました 〜世の中の認識の仕方はそれぞれです〜

こんにちは 今回も読後感になるのですが、最近の僕自身の興味の対象である「人の、認識のしかた」について関連する本を読んだので考えたことを整理してみたいと思います。 読んだ本はこれ。 飛び跳ねる思考 高校時代の同級生がSNSにアップしていたので、興味…

『アンダーグラウンド』を読みました 〜「複数証言」がしめすこと〜

こんにちは 遅れ馳せながら村上春樹のアンダーグラウンドを読みました。 ご存知の方も多いとは思いますが、20年前の地下鉄サリン事件を題材に被害にあった60人以上の人々に作家が直接インタビューして取りまとめた文庫本で総ページ800に及ぶ力作です。 出版…

仮想敵を作ることの功罪 〜コンプレックスを正のエネルギーに〜

こんにちは。みなさんは、何かことを成し遂げるためのモチベーションは何においていますか。 モチベーションの源泉 星野仙一という偉大なアスリートは、ご自身がプロ入りする際のドラフトにまつわるある事件をきっかけに、王・長島、いわゆるON率いる巨人…

小椋桂、小池栄子、萩野公介… 〜「マルチ」についての”現時点での”考え方〜

小椋桂、小池栄子、村上龍、大谷翔平、萩野公介... 僕が敬愛する人たちです。この人たちに共通するところはすぐにお分かりと思いますが「パラレルキャリア」です。 作曲家と銀行員、司会業と女優業、小説家とジャーナリスト、投手と野手(打者)、競泳4種目。…

こんな名前で呼ばれています 〜ゆとり、ポスト震災、ミレニアル〜

こんにちは 所属会社の調査で面白いものがありましたので、紹介します。 ミレニアル世代 2000年代に成人になった人たちを称してMillennial(ミレニアル世代)と呼びます。 デジタルネイティブ世代とも重複しますし、日本ではゆとり世代、ポスト震災世代(僕の…

女性の上司(部下)を持ったときのコツとは? 〜すみません、分けて考えていません〜

こんにちは。 ご期待に沿えず申し訳ない 実は、講演等で質問をうけ率直にお答えするといつもがっかりされてしまうことの一つに「女性の活躍推進」にかかわることがあります。 「何か、工夫やコツはありませんか?」 という質問に対して、 「残念ながら、何も…

チームの役割構成 アカデミックなフレームワークから

こんにちは。 理想のチームとは? 理想的なチームは同種の人ばかりをそろえた集団ではない、とかいわゆる”優秀な人”ばかり集めてもチームは成立しない、とよく言われます。 僕たちも経験的にはこれが正しい事は何となく分かりますよね。ひところの某プロ野球…

確実に国力のバランスが変わっている  〜”Check in today?”から始まった環境変化の自覚〜

こんにちは。アジアインフラ投資銀行のニュースが今ホットですが、そんなニュースを見ながら自分の生活にもその余波のようなものを感じたので感想めいたことを書いてみようかと思います。 4年ぶりの沖縄 実は、たまっていた航空マイレージが大量に期限を迎え…

「勝つまで帰ってくるな」 子供の頃祖父に言われたことからの学び

こんにちは。 職場での光景 先日あるシニアマネジャーとそのメンバーとの会話を聞いていたときに、子供のころ父方の祖父から言われたコトバを思い出しました。シニアマネジャーとそのメンバーの会話というのは、こんな感じです。メンバー:「XXさん、お客さ…

国の希望である若者は、国に希望をもてない!? 〜内閣府:我が国と諸外国の若者の意識に関する調査報告書から〜

こんにちは 先日会社の同僚がこんな調査がある、とリンクを送ってくれました。 平成25年度我が国と諸外国の若者の意識に関する調査報告書(PDF版) - 内閣府 この結果を見て、ちょっと驚きました。 「この国は絶望の国か」 わざわざ狙ってやっているのではな…

目指すべきところと今やるべきこと ~イタいウィンブルドン観戦経験から~

こんにちは 錦織選手の大活躍や、松岡修造さんの大ベストセラーでテニスへの注目度も上がっていますね。 僕自身はテニスはあまりやらないのですが、今回はテニスにまつわる経験からの学びをひとつ。 ウィンブルトンにて 2008年の夏、ロンドンに3ヶ月滞在した…

「ロールモデルがいない」考

こんにちは 先日、ある若者が「この会社にはロールモデルがいない」といって退職しようとしているという話を聞きました。 そういえば、そんな話は僕自身が若い頃からたまに耳にするなあ、と思いました。 学ぶ努力は十分か。 僕自身を振り返ってみると、相当…

新しい(!?)働き方 〜デジタル時代でも距離は近い方が良い〜

こんにちは。 職場に一人一台のPCや携帯電話が行き渡ってもう20年近くたとうとしています。 その間、オフィスの形態もだいぶ変わってきました。 デジタル時代のオフィスの意義 フリーアドレスなどは新しいオフィスの形態の最たるものですよね。僕も所属会社…

長期政権の罠 〜取り巻きに気をつけろ!〜

こんにちは。 我が国の現在の内閣も、長期政権のモードになりつつありますね。 長期政権の負の影響 ある程度の期間、政権が続かない事には、やりたい事もなかなかできないのではないかと思います。その意味では米国の大統領のように4年間の任期があるという…

たたき落とすか、差し伸べるか 〜人は(時間はかかるけど)成長するもの。大局的に見守りたい〜

こんにちは。 組織によって「できる」「できない」の基準が異なることがあります。 「あの人は感性の人だ」という言葉が、褒め言葉の組織があれば、批判の言葉である組織もあります。 「できない」事に対する対処も全く違ったものであったりします。 同業で…

目標をみつける 〜悩み多き若人たちと話して刺激を受けました〜

こんにちは。 今週末、実家のある岐阜県岐阜市で、高校時代の先輩が主催する学生の勉強会(私塾って感じ↓のリンクをご参照)にお招き頂きお話をしました。 1時間お話しして、その後質疑応答や議論などをしました。 <a href="http://rapport-gifu.com/index.html" data-mce-href="http://rapport-gifu.com/index.html">Rapport [ラポール]|大学生のためのコミュ</a>…

根拠の無い自信 〜自分はこの人たちの子供だから大丈夫〜

こんにちは。 ことしも2月1日が来ました。 中学受験に臨む東京の小学6年生とそのご家庭は緊張感をもった数日をすごされていると思います。 僕自身は、育った地域がそれほど中学受験が盛んでなかったため、高校受験が初めての受験でしたが、15歳のときでもや…

服選びだって”判断” 〜意思決定にはエネルギーが必要。だから毎日同じ服!?〜

こんにちは。 昨年の後半にネット上で以下のような記事が出回りました。 Facebook CEOのマーク・ザッカーバーグ、「なぜ毎日同じTシャツを着ているのか」に答える 毎日同じTシャツを着る理由 その時は「へー、そんな考え方もあるんだなー」と思ったのですが…

「公」と「私」、に加えて「個」 〜偶然得たひとりの時間からの連想〜

こんにちは。 ある意味充実していたワークオンリー時代 昨今、ワークライフバランスという言葉も多く聞かれます。仕事と私生活の両方を巧くバランスし相乗効果をだしましょう、という考え方と理解しています。 僕自身も会社に所属し、自分でも仕事をして、か…

原点の確認ならびに成長の実感 〜自分を作ってきた「過去の経験」と対峙する〜

こんにちは。 年末年始、そして年始の第一週目をすごし、何度か自分の過去をさかのぼる機会がありましたので、経験を通じてヒトが成長することについて考えてみました。 原点に立ち戻る多くのきっかけ きっかけは、まず、実家に戻ったこと。そして年賀状シー…

いろいろ気が変わったので ~「禁を破って」「生まれて初めて」~

こんにちは。生まれてこの方、なんとなく「一年の計は元旦にあり」というコトバに抵抗があって、特に何も決めない、ということだけ決めてきたのですが、ちょっと考え方を変えて、今回は今年はこんな一年になるといいなあという、メモを記してみようかと思い…