知的生活

ゆとりの轍を踏まない、働き方改革世代の時間の使い方

こんにちは。 以前(だいぶ以前)、テレビでこんな光景を目にしました。 ”ゆとり教育”の影響 通称”ゆとり教育”の振り返り番組だったと思うのですが、その教育を受けた世代に該当すると思われる若者が、”大人”に向けて 「ゆとりで育ってしまった私たちは、ど…

文学と実用書 〜年末年始は読書のシーズンですね〜

こんにちは。 つい最近、短期的な目標ではなく、人生の目標とか、キャリアの目標とかって考えた時にどんな刺激を受けるとそれが見つかったり、より確実なものになったりするんだろう、って考える機会がありました。 若者が「何のために勉強をやるのかわから…

西施(せいし)の顰(ひそみ)に倣(なら)う 〜ヒンシュク(顰蹙)の語源〜

こんにちは。 初めて繋がったヒンシュクの語源 7月30日付けの日経新聞「遊遊漢字学」の欄でヒンシュク(顰蹙)の語源についてのコラムが載っていました。 このヒンシュクという言葉、もとは「西施(せいし)の顰(ひそみ)に倣(なら)う」という表現が起源…

自分の成長を確認するイベント 〜あすか会議に参加してきました〜

こんにちは。 年に一度のチェックポイント 実はこの週末、福岡市で開催された母校のビジネスカンファレンス(あすか会議)に出席してきました。 昨年につづき、フルアテンドは2回目です。その前にも1度参加をしていますので都合3回目です。 ここでは何が…

2017の目標 半期の振り返り

こんにちは。 2017年上半期も最後の週末となりました。 恒例になりました、今年の目標の半期の振り返りをしたいと思います。 2017年半期 道半ば 目標は大きくワークとライフの2つ。 それぞれ、ワークはIBMと個人事業の2つに分けて設定し、ライフについても家…

一世代前の謎に近づく 〜誰かの一世代前としての自覚〜

『原点 THE ORIGIN』という本 安彦良和・斉藤光政 著『原点 THE ORIGIN』です。幾つか手に取ってみようと思った理由がありました。 最初目を引いたのは、やはり表紙の絵。(ちなみに反対側の表紙はシャア。)これだけでも団塊ジュニアである我々の世代には惹…

Cognitive時代の人間の価値とは 〜DHBR最新号より〜

こんにちは。 知性を問う! 最近はなんか自分の書籍も含めて、本稿は書評が中心になってしまっていますが今回も読後感になりました。ただ「ホワイトカラーの生産性向上」という意味で共通点がある書籍しか選んでおりませんのでご安心ください。 さて、「ホワ…

福澤諭吉が本当に言ってるんです 〜分かりやすくしすぎたか!?〜

こんにちは。 『現代語訳 学問のすすめ』への反応 『現代語訳 学問のすすめ』を出版して一ヶ月がたちました。本作に限らず本を出して学んだことに、読者の方からの反応って発見や学ぶことが多い、というものがあります。 「こういう表現をすると、世の中の常…

全打席フルスイングからの卒業(まだしてないけど。。。)

こんにちは。 アタマは体力の衰えを認めたがらない 今、いろいろなことが面白すぎてやりたいことが多すぎる状況です。 ただ、いかんせん一日は24時間です。そんでもって”体力”というやつは年ごとに落ちていくものです。わるいことに、僕の経験上体力の衰えを…

「学問のすすめ」は仕事術の本です。

こんにちは。 三作目の著作を出版しました 実は先週後半、オリジナルとしては三作目となる「現代語訳 学問のすすめ」を出版することができました。 現代語訳 学問のすすめ | 福沢 諭吉, 河野 英太郎 |本 | 通販 | Amazon グロービス知見録でも紹介の場をいた…

賢人の教え 〜T.J.Watsonと福澤諭吉〜

こんにちは。 "THINK"と『学問のすゝめ』 僕自身が意図せず、結果的に大きく影響を受けることになった二人の賢人の間に、共通点を見いだしたことがあったので、少し書いてみたいと思いました。 T.J.Watsonと福澤諭吉です。 最近はWatsonというと、別のものを…

皆既日食 〜新しい「気付き」「発見」のイメージ〜

こんにちは。 今年、初めてグロービスの「あすか会議」に参加者としてフルアテンドしました。 あすか会議とは あすか会議は、ダボス会議をヒントに開催されている会議で、各界(ビジネス、学術、文化、芸術、思想、行政、冒険など)で活躍する人たちが集って…

タイトルに衝撃 〜新たな視点を得たGW読書〜

こんにちは。 衝撃のタイトルの本 ここ数週間で印象に残る書籍を読みましたので、その一冊について書いてみたいと思います。 ホワイトカラーにとって読書をするというのは、新しい価値を生み出すために必要な食事のようなものかもしれないと思います。 拙著…