カッコいいオフィスで旧態依然

こんにちは

オフィスの進化

仕事の中で、様々なオフィスにお邪魔することがあります。

色々考えられていて、素晴らしいなあ、と思うこと本当に多いです。

ここで仕事をしたら、パフォーマンスが上がるだろうなあ、なんて思ったり。

実際に少し仕事をしてみたりすると、非常に集中できたり、議論が活性化したり。

良いことが多いです。

オフィスも日進月歩。イノベーションですね。

以前、IBMの旧六本木本社のオープン当時の職場風景を写した映像をみたのですが、当時の最新鋭も、やはり今見ると、オフィスそのもののイノベーションの歴史がよく感じられました。

実際にこの場で、様々なイノベーションが起こってきたのだろうと思います。

イノベーティブな場所で、プリミティブ

で、今回思ったことなんですが、AIを駆使した各種設備が整ったオフィスの中で、非常に違和感を感じるシーンをよく目にするのです。

いわゆるサラリーマンのおじさんが、スーツの一部のようなものを着て、会議卓にずらっと座り、それでも椅子が足りなくて周りの椅子を持ち込んで、すごく素敵なガラス張りの会議室にギュウギュウ詰めにされている。

さぞや活発な議論が行われていることだろうと思って見ると、(まあ、実は思ってないのですが)喋っているのは先頭の一人だけ。

あとは、スクリーンを見るふりをしてぼーっとしている。

これ、すごく違和感ないですか?

保守的というか前近代的というか。

最新鋭施設の無駄遣いというか。

宝の持ち腐れというか。

思考停止というか。

なんのための最新鋭のオフィスなんだろうか。イノベーションを起こそう、ということを趣旨に作ったはずのオフィスをそういう態度で使うのは、作った人にも失礼だし、目的合理性の観点からも整合してないので、どうかと思った次第です。

もちろん、アウトプットさえ出てくれば良い、という考え方もあるのはわかります。

だったら、別の場所でやってもアウトプット出るんじゃないか、って思うのです。

せっかくの新しい目的を持った場所だったら、使い方や関わる態度、できればカタチなども変えてみるのはいかがでしょうか。

皆さんはどう思われますか?

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