2019年振り返り

こんにちは。

ブログを書き始めて5年以上経ちました。

2017年の秋に体調を崩して2週間ダウンしていた時以外は、毎週必ず書いていたのですが、実はこの秋頃からちょっとやめてました。

深く考えて止めていたわけではなく、なんか余裕がなかったから、というところです。

夏ころから更新頻度が落ちてきて、最後のポストは10月でした。

それまで、どんなに忙しくても書いていたのですが、書いていた頃を振り返って思うと、どちらかというと書くことでストレス発散していた感じでした。

仕事を通じて出会う、理不尽やトンデモ人物、驚きや考えこむことなどが、僕に筆を持たせる原動力だったように思います。

そういうことが減ったのかな、とも思います。

ただストレスが減ったからといって、暇だったか、というとそんなことはなく、いわゆる仕事に打ち込む時間は、ここ数年稀に見る濃密なレベルでした。

落ち着いて考えてみると、初めて経験することもかなり多くあり充実度も高いものがありました。

2019年振り返り

もっとも大きな出来事は何かというと、明らかに「独立したこと」です。

ブログを休止していたこともあり、「今更振り返りもな〜」とか「大して変わったことやってないしな〜」なんて大晦日の明け方考えていたのですが、年末年始ということもあり、やっぱり少し振り返ってみようと、過去ブログや年始に立てた目標を読み直してみると、意外や意外。 

数年前だと思っていたことが、2019年の出来事だったことが分かり、むしろ驚いた感じです。やっぱり濃い1年だったんだな。

勝手な基準でベスト10にしてカウントダウンで振り返ってみたいと思います。

10位:ラグビーW杯開催

実際にみに行ったり、仕事で関わったわけではありません。

いわゆるニワカファンだったのですが、日本の試合は全試合見ました。

80分間通してみたのは、第1戦のロシア戦が人生初。80分制だというのもその時初めて知りました。

見終わった感想として、素晴らしいスポーツですね。

自分もアスリートの端くれではあるのですが、ラグビーのコミュニティはその中でも独特の雰囲気(結束の固さ、みたいなもの?)を持っているのはもともと感じていました。

なんか羨ましい、と思うことも多かったです。

その結束の所以が分かった気がします。

と同時に、こういうイベントを確実に有効活用した協会や選手、関係者の皆さんの努力は、何をするにも参考になると感じました。

9位:令和到来

元号の変更は、人生二度目です。

気分を変えたり、何か始めるには良いタイミングでした。開始したことについては後述します。

個人的な思い出としては、令和の到来をスキー場で迎えたことです。

それも、新皇后さま親子御用達のスキー場だったので、何かのご縁かなーということで験担ぎ。

8位:台風襲来

今年は台風の大きいものが連続しました。

初めてハザードマップを真剣に確認したのですが、セキュリティには常日頃から配慮しておくべきだ、ということを改めて感じました。

そして、広い意味での「サステナビリティ」についても今までより真剣に考えるようになりました。日々できることからコツコツと。思うだけじゃなくて、実行します。

7位:読書再開

読書については、趣味の一つなので常に本は読んでいます。

今更感があるのですが、今年はちょっと違ってました。

環境が変わり、いわゆる「仕事時間」が増えました。少しでも隙間時間を節約しようとして、移動時間も常にスラックやメールと格闘するようになり、本を手に取る時間が減りました。

たまに活字に触れるとしても、ビジネス系の書籍になってしまいます。人文系のものに当たる機会はほぼゼロに。

寝床で就寝前に本を開いても、のび太くん並みに秒殺で寝落ちするため、一週間で1ページ進まないくらいでした。

そうすると、なんかストレスが溜まって、メンタルどころか体にも不調が。

夏から秋にかけて、心身ともに結構大変な時期が続いたのです。

色々対策を講じたのですが、そのうちの大きなことの一つに、1日に必ず一定時間、人文系の書籍を開く時間を設定しました。

そしたら、効果てき面。色々な問題が一気に解決した感じがあります。

煮詰まった時に、違う脳みそを使うというのは、競泳の選手がオフシーズンに別の距離や種目に挑戦するのと同じような効果(説明がわかりやすくないと思いますが・・・)があるんですよね。

6位:競泳レース2回出場

目標には3回出場、としていたのですが、ジャパンマスターズが九州だったこともあり、2回に止まりました。

とはいえ、12月に出場した三菱養和マスターズは、リレーなども含めて1日で5種目出場し、メダルも2個獲得できたので、楽しめました。

正直、体力など下降気味でビクビクしてたのですが、意外に自分の体が強いことが分かって満足度は高かったです。

体力づくりやストレス解消も目的ですが、一緒に出場する人たちとの交流は公私ともに人生を豊かにしますね。ありがたいことです。

5位:BB2B開催

独立した後、色々新しいことやりたいなあ、とアイデアがいっぱい出てきました。

その中でも、有志の協力を仰いで実施できたのが、BB2B: Building Bridge to the Betterというイベントです。

有料イベント開催というのは初めてだったのですが、なんだか大盛況で満足度的にもビジネス的にも想定外の出来でした。 

その後、僕が欲張りすぎていろんな仕事が集中して、継続できていないのが残念ですが、なんとか開催していきたいなあ、という思いがあります。 

4位:出版

実際に書いていたのが、2018年中だったこともあってか、ずいぶん昔のように感じていた典型が、こちらの話題でした。

ブログもカウントダウンから始まって6回くらいこの話題に費やしています。

VUCA時代というキーワードは当時はアマゾンでも日本の書籍はありませんでしたが、そのあと何冊か出ています。

3位:IBM卒業

 2度目となるIBMを卒業でした。

当時のポストはこれ。

当時のメンバーもそれぞれの場所で活躍中です。ま、あの製品やあの環境であそこまでできたんだから自信持っていいよね。

 

2位:自分ビジネス

すでに立ち上げていた自分の会社であるEight Arrowsを緩やかに前進させました。

緩やかに、というのは、後述するアイデミーかなりコミットすることにしたので、どうしても時間が限られ、積極営業はしていないからです。

とはいえ、素晴らしいお客様やビジネスパートナーに恵まれ、当初の目標であった増収増益は達成です。

1位:アイデミービジネス

これが2019年一番のハイライトです。

いろんなご縁や偶然が重なって、アイデミーに関与することができました。

日々仕事することが、大変だけれど楽しくて仕方がない、という環境を久々に経験しています。

周りの環境やお客様、業務内容や会社のステージなど、新しくて面白いことばかりが重なって、刺激に満ちた日々を過ごしています。

何しろ、対前年比数パーセント増を目指して奮闘し続けた十数年間の日々から、打って変わって300%、400%は当たり前。

3ヶ月前とは全く異なる世間の評価。毎週のようにどんどん成長する社長以下同僚たち。

楽しくて仕方がないし、この歳でこれだけの刺激を受けられるのは奇跡としか言い様がないです。

なんと、先日は経団連にまで加盟してしまって、この先また1年何が起こるやら。

総括

やりたいことややれる機会がいっぱいありすぎて、できれば一日20時間くらい働く体力が欲しいなあ、と思うような中身の濃い日々でした。

が、体は先に老いてきます。だからあまり体力的には無理はしすぎず、知恵を使うことでなんとかやりくりしてきたのですが、まだまだ工夫次第でもっと多くのことができると思っています。

2020年、どのように過ごしていくかは次の機会に譲ろうかと思います。

まずは、おかげさまで楽しい充実した1年が過ごせたことを感謝しつつ、ご報告します。

皆さんの2019年はどんな年だったでしょうか?

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