まずは「入れ物」から変えてみる

こんにちは。

ちょっと事情があってブログのアップデートが数日遅れました。

カバンが小さくなって持ち物を見直し

たまたま最近、タイミングがあって仕事用に使っているカバンを変えました。まあ、年相応というか、少し落ち着き目のものに変えたわけです。

でも実は困ったことがありました。

今まで使っていたものよりも、一回り小振りになったのです。

ということは、入れているものを減らさなければなりません。いままでも無駄なものを持ち歩いていたつもりはないので「移し替えるのは、不可能なのでは?」という不安がよぎりました。

で、入れ替えの作業のときに見直してみると、なんだかんだ余計なものを入れていたりしたのが分かったわけです。

たとえば、ボールペンが複数入っていたり、何かの時にはもしかしたらサインペンがいるかもしれない、なんて思っていつも持ち歩いていたり。

箱から出して持ち歩けばいいものをご丁寧に箱に入れたまま持ち歩いていたり。

なので、結構持ち歩く中身を見直す良い機会になりました。

残業キャップにも意義がある

そこから連想したのは、やはり本稿のテーマであるホワイトカラーの生産性向上に関連するネタです。

僕は実は残業時間の上限とか、早く帰りましょうキャンペーンって、ある程度有意義だと思っています。

何だかんだ言って無理難題を与えられればその分、現場力で工夫して乗り越えるのが得意な日本の組織。過去、エネルギー政策の転換、オイルショックや急激な円高も、その他の追い風があったとはいえ、現場の工夫で乗り越えてきたように思います。

その当時は”無限”と思われていた労働力という資源が、今回はテーマなだけです。

同じようにシステムの入れ替えも、今の業務をそのままシステム化するのではなく、ベストプラクティスと呼ばれるお手本をもとに今当たり前だと思っているやり方を変えてみる工夫の方に時間や労力などの資源を使ってみると良いのではないかな、と改めて思います。

働き方改革の件も、縛りがあれば知恵を使う。だから意図的に縛りをつくり出すのだ。という風に考えられないでしょうか。

カバンを変えた時に、そんなことを思いました。

皆さんはどう思われますか?

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