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え?イチローみたいにならないで? 〜ビッグイベントの後の反動〜

こんにちは。

チームメンバーからの意外な一言

先日、所属会社の仕事で一つのヤマを越えました。
そのとき、皆でがっちり握手をした後にチームメンバーの一人にある一言を言われました。

「河野さん、イチローみたいにならないでくださいね」

普通の文脈では意味が分からなかったので、

「え、どういうこと?」

と聞き返しました。通常なら、色んな側面で誰でもイチローみたいになりたいはずですもんね。

彼の意図は、2009年のWBC直後に、イチロー選手が出血性胃潰瘍になってシーズンの始めに故障者リストに載ったことを指していました。

日の丸を背負うということは、あのスーパースターにとってもとんでもないプレッシャーだということと同時に、イベントの最中には気が張っていて発症しなかったが、こういうものは終わった後にくるものだ、という教訓を残したという意味で記憶に新しいですね。

彼のコメントは「ヤマを越えた直後に倒れないでくださいねー」という意図だったのです。

張りつめた糸が緩むとき

確かに、気が張っているときは、なんとか維持できていても、少し気が緩むと体に出てくることってあります。

週末や休暇期間に限ってカゼをひくという人もいるのではないでしょうか。

僕も、今回のイベントではないのですが、1年以上に及ぶある部門の任期を終え、別の部署に移ったときに、突然体調が悪くなり2ヶ月ほど低空飛行だったことがあります。

肺炎を発症して長いこと微熱や咳がとまらず、背中も痛いという状況が続きました。

息子が生まれた時だったのでよく覚えています。東京から関西の産婦人科に駆けつけた時にはふらふらで、出産後2時間の妻とベッドを代わってもらって寝てたら看護師さんにえらい怒られたのを覚えています。(いまだに妻にも言われます。当たり前ですが)

あの時は、早朝深夜土日問わずずっと働き続けてました。それでも良き仲間に恵まれ、やりがいもあったこともあり、やっている時は気が張っていたので何とも感じなかったのですが、離任したとたんに反動が来た感じでした。

息子が生まれた後、ぱったりと症状が出なくなったのもわかりやすいですけど。

感謝と反省

で、冒頭の「イチローにならないでください」に戻しますと...

ヤマを越えるまでの期間、ずっと行動を共にしていて、僕が受けているプレッシャーなどを間近に見てきた彼だからこそのコメントでした。

ありがたいな、と思うと同時に、メンバーに対してそのように(プレッシャーを受けているように)見せてしまっていたことを少し反省しました。

リーダーたるもの、泰然自若としているべきだなと。

そもそも、同じプロジェクトで働いていて、その彼だけではなく他のメンバーたちも昼夜を問わず動いてくれました。彼ら無しには越えられなかったヤマでした。本当にありがたいです。同時にそもそも僕自身がもっと巧く立ち回っていれば自分自身だけではなくメンバーへの負担も相当軽減できたはず、と反省することも多々あり。

ですので、むしろ僕からすれば、彼らの体調を心配しますが...

良き仲間に恵まれたことは間違いないですし、大きな収穫でもあります。メンバーも何かを得ていてくれればと思います。

成長するためには必ず苦労しなければならない、とは決して思いません。しなくていい苦労は文字通りしなくてよいですから。でも、苦労した時間があるのであればそこから必ず何かを得るようにしたいですよね、と強く思います。

さて、個人的にも次に向けて再スタートです。(今のところ体調に異常なし)

皆さんも同じようなご経験、あるのではないでしょうか?