堀江貴文さんの『ゼロ』から学んだエッセンス

こんにちは。

 

今回は『だいぶ前に』読んだ本について感じたことを書いてみたい思います。

通常、読書録や書評は読んだ直後に新鮮な記憶と綿密な分析に基づいて書くものなのでしょうが、なまくらな僕はだいぶ前に読んだ本について再びひも解いてみるプロセスを端折ってしまっています。(手を伸ばせば届く、すぐそこにあるのですが。)

ただ、それには僕なりの理由があります。これはずっと続けている習慣でもあるのですが、きっかけとなったのは、(おそらく)学生時代に、作家の五木寛之さんの講演録を読んだことです。

曰く

「私の講演は、メモを取らないでください。メモをとって無理に記憶するのではなく、あなたの記憶に残ったことが、あなたにとって重要なことだからです。」

なるほどー!

要らない事まで覚える必要はないわ、確かに。

それまで、授業や講義で話を聞きながらメモをとる、というマルチタスクが出来なくて悩んでいた僕にはまさに、天の声でした。

以来、僕はいわゆる「板書」メモを取る事を止め、アクションアイテムとしてフォローしなければならない事だけを残すようにしています。

そうすると、授業・講義だけではなく、会議でも中身に集中する事ができるようになりました。

で、前置きが大変長くなりましたが、『だいぶ前』に読んだ本というのは、堀江貴文さんの「ゼロ」

ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく

です。

きっかけは、新しい環境にうつって、それなりに悩む僕を見て、妻がポンと枕元に置いておいてくれたことでした。

通読してすでに2ヶ月くらい経つように思いますが、未だに強烈に残っているキーワードが3つ。

①『同じ人間』

②『睡眠』

③『没頭』

どういうことかというと...

①『同じ人間』

あれだけの時代の寵児でも、やはり自分と同じように思い悩む普通の青年(あー、中年かも)なんだな、って思いました。中学や高校時代、自分自身も普通に落ちこぼれを経験したし、何故か思い立って大学受験を志したという経験も共通です。

堀江さんはおそらく、僕より一年先輩ですが、近い学部にいたのでキャンパスではすれ違った事があるんじゃないでしょうか。

もちろん、時代を先駆けた彼ならではの卓越した部分があり、実際には彼我の差を生んでいるのではありますが、同じように家族の事や人生に思い悩み同じ時代を過ごした人なんだな、という印象も同時に持ったわけです。

彼ほどの影響力じゃないにしても、出版をして世の中に自分の主張を問うている点も同じだな、と無理矢理ですが共通点を探してみたりもしました。

②『睡眠』

数カ所で、8時間とか、9時間寝ている、という記述がありました。

何故かこれが非常に印象に残りました。

彼のように多忙にもかかわらず、です。ついだらだらと仕事をして、3時間や4時間睡眠という事になりがちな社会人ですが、むしろ、これはプロとして失格。クライアントやチームメンバーに対する裏切りなんだろうと思います。

起きている時間を有効活用するためにも、なるべく睡眠時間は確保しようという思いに改めて至りました。

 

そして、最も印象に残り、今の自分に最優先で必要なもの、と感じたのが、

③『没頭』

です。

実際の細かい記述は既に忘れましたが、僕が受け取ったメッセージのエッセンスは...

『何かを成し遂げるのは、「没頭」することにつきる。「やりたい仕事が出来ない」とか、「周りの環境が悪い」とか言っている暇があったら、今やるべきことに没頭してみろ。没頭すれば成し遂げられる。振り返ってみれば没頭した結果が成功であり成長である』

というものです。(多分、相当原文とは違っています。)

そういえば今までの人生の中で成長した時って『没頭』してた時だったな。競泳のタイムや学業成績、仕事や感性に至るまで。

暇だから、いろいろウジウジ悩んでいるんだろうか。これが妻がこの本を枕元に置いた理由なんだろうか。

などと思ったわけです。

 

タイトルが示す通り、「ゼロ」から出発した堀江さんが仮釈放された直後に感じた事が、「仕事がしたい」ということだったそうです。

仕事ができることに感謝しつつ。

 

『ゼロ』

 

一度手に取ってみてはいかがでしょう。皆さんは、どうお感じになるでしょうか。