大組織を外から見て

こんにちは。

大企業からスタートアップに移り、外から大企業を見るようになって気づくことがあります。

細かいとこまで含めるといくつかあるんですが、その中でも大きいのをひとつ。

具体的には、看板で仕事をする人と、そういうものを背負わずにピュアに仕事をしている人がいることに改めて認識しました。(これ、自戒を込めつつね。ってか、わかってたことですけど。)

大企業の看板ってやっぱりそれなりの迫力があります。

意識して笠に着るわけではないのでしょうが、どうしてもそうなってくるんでしょうね。

名刺交換した後、いわゆる格下と認識すると言葉遣いも含めだいぶ変わってくる例もあります。

アポイントを取って訪問しても、場合によっては散々待たされた挙句、応接エリアに通してもらえもせず、「場所取れなかったんで」と受付脇の椅子で対応いただく感じです。

用件を伝えた上で訪問したにも関わらず、そんなニーズは無い、と言われることも。業者なんだから無駄足は当然、なんですかね。

まあ、アポイントをとるときにもっと詰めればいいんでしょうが。

少なくとも大企業の看板があった時はそういう扱いは無いわけです。

ですので、もちろん僕の方も色々今までの感覚を捨てて、新しい形でのアプローチを取るようにはしています。

個人的にはむしろ新しい刺激として楽しむようにしてます。が限られた時間で成果を出さねばならないので乗り越えなければなりません。

目的はお客さんの”本来の”成功のために製品やサービスを役に立ててもらうことですからね。

まあ、いろいろ気づきは多いです。

一方で、世界に冠たるエクセレントカンパニーや、国を動かすような立場の方でも(だからこそ⁈)、自分の立場に驕ることなく、そして相手の肩書きだけを見るのではなく、言ってる内容やサービスの価値をシンプルに見て判断している人もおられます。

そういう方にお会いすると、改めて、その慧眼や姿勢に感服させられます。

そんなことを考えている内に、こんな記事がタイムラインに目に流れてきました。

diamond.jp

いかがでしょう?年齢に限らず伝わるものありますよね。

自分も、一歩踏み間違えればいつでもこうなり得るなあ、と思います。

大企業なりの苦労がわかるだけに。

事実、こういう人たちは、企業の看板を頼って意図的にサボってきたのかというと、そういうわけではありません。

むしろこれまで、色んなものを犠牲にして必死に組織の中で働いてきた人たちなわけです。

少しでも早い段階で、本人が気付きを得るきっかけがあれば良いのですけどね。

皆さんはどう思われますか?

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