新刊カウントダウン!その④「VUCA時代の仕事のキホン」予約開始! 表紙デザイン作成ストーリー

こんにちは。

新刊カウントダウン4回目です。

とうとう、表紙のデザインも決まり、Amazonでも予約が始まりました。

本当は大切なのに誰も教えてくれないVUCA時代の仕事のキホン

本当は大切なのに誰も教えてくれないVUCA時代の仕事のキホン

 

おかげさまで、着実に予約も入っていますが初速は重要ですので、気を緩められません。是非とも、みなさま応援お願いします!

ちなみに、表紙デザインは書籍タイトルと同様、基本的には出版社の専権事項であるので、著者としても「どんなデザインだろう」とドキドキしながら心待ちにする側です。(もちろん、意見は聞いてもらえますけれどね)

で、出てきたのがこちらのデザイン。

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VUCA時代の仕事のキホン 表紙データ

初めて見たときは「ほーっ」と声に出してしまった。いい意味で期待を裏切っていただいた感じです。

という理由は、ビジネス・実用書って最近(2019年2月時点)は表紙にドーン字が主体のものが多くて、そろそろその先の流れが来そうだな、と思っているところだったのです。数年前からの潮流でしたよね。この流れを作った人もホントにすごいと思いますけど。

2月17日時点でのAmazonのカテゴリートップランキングでも以下のような感じ。

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表紙が字ばっかりでしょ?

あとは、著者のキャラが立っている場合は、表紙に写真が出てるか。(一応その案も検討したのですが、当然却下されました。笑)

そんな時代の「ドーン字」潮流に対して、ちょっと変化球を投げてみたいな、と思っていたところに、先ほどのデザインだったので、ちょっと気分も高揚しました。

落ち着いた感じの青がベースで、日差しの強い海に2−3メートル潜った時のような色だし。

消えた白熱灯と並んで一個だけ点いているのが、蛍光球だし。イメージ凄く合ってる。灯り自体は、白熱灯も蛍光灯も、なんなら水銀灯も味があって好きですけどね。

さて、今日の事前公開は第4章。

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第4章 働き方の持続可能性を高めるーVUCA時代に働き続けるキホンー

VUCA時代に「自分への投資」を始めよう

人生100年時代ー 。

100歳を超えて長生きする人は、もはやそれほど珍しくありません。あなたも、10 0歳以上まで生きる可能性は十分にあるでしょう。当然、「現役」の期間も長くなります。

しかし、同時に世の中は「VUCA」の時代でもあります。

これが意味するのは、「先の見えない時代にもかかわらず、長く働き続けなければならない」ということです。

その可能性をリアルに考えた場合、まず何から手をつければ良いのでしょうか。 私は、「自分への投資」こそ、今必要な考え方だと思っています。

数十年後も働き続けるために、自分に投資

自分への投資と言っても、株や投資信託といった金融商品や不動産などへの投資のことではありません。

もちろんそちらも大切でしょうが、私がここで言いたいのは、「何歳になっても働いて稼 げる自分」であり続けるための投資です。

今までなら、目の前の仕事を極めて、それに邁進していれば、定年まで勤め上げることができました。だから、「自分への投資」なんて、考えなくても良かったのです。 しかし、今は、経験やスキルが、すぐに「陳腐化」してしまう時代になりました。一度身につけたスキルだけで、その後何十年も稼ぎ続けることは、現実的でなくなっています。

だからこそ、変化に対応するために、新たな経験を積んだり、スキルを身につけたりと いった、自分に対する投資が必要です。具体的には、「ビジネススクールなどに入って学び 直す」「転職や副業など、新天地に身を置く」など、有形無形の投資が必要になります。

あなたは「ウインドウズ2000」になりたいですか?

「何歳になっても働いて稼ぐ」と言いましたが、「将来食べられなくなる」という危機感だけでは、働き続けるモチベーションを保つ原動力としては弱いように思います。

私は、「自分が人生をかけて成し遂げたいこと」を見つけることも大切だと思います。

なぜなら、自分のやりたいことが明確になると、日々のモチベーションがガラッと変わるからです。そうすると、日々の行動すべてが「自分への投資」につながります。

ある企業では、年収2000万円だけど窓際族で、毎日PCゲームのソリティアしかやることがない人のことを、「ウインドウズ2000」というそうです。

ある意味では、楽に十分な収入も得られて、その瞬間は幸せな人生かもしれません。しかし、そんな人生をあなたは送りたいですか?

ファイティングポーズを取り続ける

やりたいことは、今は見つかっていなくても、探し続けること自体に意味があります。 「自分のやりたいことは何だろう?」と悩み続けて、「これかな?」と思うものに近づいてみたら、やっぱりどこか違った。それはそれで良いのだと思います。

少なくとも、「やりたいことなんてない」「見つけても意味がない」と諦めてしまうよりは、探している途中で「これだ!」というものに出会える可能性は高くなります。

私は、これを「ファイティングポーズだけは取り続ける」と、表現しています。そうすれば、どこかで、自分が人生をかけて取り組みたい目標に出会えるでしょう。

本章では、VUCA時代に、「今から自分にどのような投資をするべきか」、そして「自 分が人生をかけて成し遂げたいことをどのように見つけるか」、この2点を中心に、「自分 への投資」のポイントについて議論していきます。

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全4章の最後の章は、VUCAの時代だからこそ、自分への投資はたとえ幾つになっても続けていこう、というメッセージで締めたいと思っています。

読んでくれた人のキャリアがより未来志向で、ストレスなく、充実したものになればいいなあ、という思いを込めまして。

もう2週間ほどお待ちくださいねー。