「アスリートファースト」とか「プレイヤーファースト」からの連想

こんにちは。

”技術者ファースト”

実は僕は技術者とか研究者と呼ばれるヒトたちを尊敬しています。

なんでかって言うと、大きく二つくらいあって

まずは、

①自分にできないことをできる人をシンプルに尊敬する気持ち

が圧倒的に強いです。

あと、ステレオタイプですが一般的に僕の周りの人たちは、

②技術を追求する真摯な人柄であることが多いから

という、プリミティブな感覚があります。

(あと、もしかしたら祖父が薬剤師で薬学の博士だったので、近所にあった薬科大学の研究室に幼い頃によく連れて行ってもらっていたこともあるかもしれません。)

上記の二つの特徴はアーティストとか職人とか、アスリートにも当てはまるかもしれませんね。

ですので、そういう人たちと一緒に仕事をすることは日々刺激になるし、すごく楽しいです。

尊敬できる技術者のヒト達がたくさんいるIBMという組織は、それだけで所属する意義がある場所です。

ちなみに、今回の添付写真はご近所さんを中心とするIBMの技術者のトップクラス(文字通りホントにトップクラス)の人たちとの会食時の写真です。

実際に現場で仕事しているときも、教えを請えばイヤな顔一つせず教えてくれますし、こんな面倒な作業どう考えても自分やイヤだ、と思うような作業でも(当該領域であれば)むしろ喜んでやってくれます。

日常的に尊敬、感謝、感動の連続だったりします。

なにしろ、IBMはその高度な技術で成り立っている会社ですからねー。

ビジネスとは本来両立するはず

一方で、ビジネスをやっていると、数字のプレッシャーが高くなると、つい技術者を大切にする余裕がなくなってくるリスクがあります。

もちろん、数字を上げてくるヒトもリスペクトされるべき存在ですが、度が過ぎるとつい「ウチは営業の会社」なんて言い出したりして「オレがオレが」になりがちなのが弱点です。

そうすると、つい技術者ファーストの精神の優先順位が下がってしまい、誠実な技術者ほどガマンできなくなってモチベーションをおとしたり、流出したりすることになりかねません。

結果、高い技術力を反映した製品・サービスが減って売るのも大変になるんですけどね。

なんか、これってスポーツのプレイヤーと事務方の関係や、エンターテイメントのタレントとマネジメントの関係に似てたりしないかなって想像します。

本来サポーターの立場である者は前に出過ぎてはいけないのかもしれない、と(自分の行動をふりかえりながら)思います。

技術者をリスペクトして、その人たちが働きやすい環境をや本業に集中できるような環境を、創る活動にマネジメントが集中すると、良い循環ができあがるんじゃないかな、って思います。

 皆さんはどうおもいますか?

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