人工知能は人を感動させられるか 〜誕生日通知機能に思う〜

こんにちは。

Facebookの誕生日通知機能

本稿でも何度か触れた事があるのですが、なにげに僕は人の誕生日を何となく覚えている事が多く、かつてはご本人やご家族の誕生日にお祝いメッセージを同僚やお客様などに送ったりして喜ばれた事が多くありました。

でも、この得意技はFacebookの誕生日通知機能の登場によって効力を失いました。

とはいえ、おめでとうと伝えて喜んでもらえると、言った側もなんだか楽しい気分になるので、なるべくFacebookの機能を利用してお祝いメッセージをお伝えすることにしています。

そして実は、最近僕自身が誕生日を迎えました。誰でも年に一度は迎えるイベントですけどね。

感動的なメッセージの数々

日付が変わった頃、お祝いメッセージが届き始めました。

やっぱり、すごくうれしいです。頂いた数通に返信をして大変良い気分で就寝しました。翌日(誕生日の当日)朝起きると何通かまた頂いていました。

何分かに一通ずつ、お祝いのメッセージを受信しつづけて、その日は一日、本当に幸せな気分で過ごす事ができました。

おそらく、世界に何億人かはいるであろうFacebookユーザーの365分の1の人が毎日こんな幸せな気分になっているんでしょう。

ザッカーバーグさんに感謝ですね。

そして、ここでふと思いました。

「コンピューター・ソフトウェアは人を感動させたり幸せにさせたりできるんだな」、と。

そして、その直後もうちょっと考えて、少し考えを改めました。

「でもやっぱり人を感動させるには人の善意や、情熱、愛情や友情が必要なんじゃないか」と。

人と機械のコラボレーション

今回、多くの誕生日のメッセージを頂き、僕が感動する事ができたのは、きっかけとしてはFacebookが僕と繋がっているお友達の皆さんに僕の誕生日を通知してくれた事ではあります。

でも、そこまでではまだ僕は感動しません。そういう機能もあることを知っていますから。

でも、その表示を見たお友達の皆さんが、たとえ数秒でも僕の事を思い浮かべてくれて、貴重な時間を使ってメッセージをくれました。

それが本当にうれしいのです。

人間の能力とコンピューターの得意技が揃って初めて生まれた瞬間なんだと思います。

これから社会に訪れるCognitive Eraとか、第四次産業革命時代というのは、そういう人とコンピューターが協業して新しい価値を生み出す時代になるのでしょうね。

そんなことを考えて、幸せに浸った43回目の誕生日でした。

改めまして、メッセージをくださった皆さんありがとうございました!

また一年後もよろしくお願いしまーす!!(笑)

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