Googleabilityって知ってます? 〜新しい刺激を受け、発想を変える〜

こんにちは。

日々仕事や私生活を通じて、色んな情報や人に接して、日々刺激をうけているのですが、ここ数日間でも、本当にさまざまな刺激をうけたので、その話を幾つか備忘録代わりにしたためてみたいと思います。脈絡は気にせず列挙したいと思います。

What is "Googleability"?

Wantedlyの社長である仲暁子さんとお話しする機会がありました。今をときめくCEOのお1人で、かつ一回りも世代がちがうからか、時々僕の知らない言葉がありました。(意外に自分もえらいな、と思うのは分からない言葉があると、流さずにちゃんと聞けるところ。そして仲さんも、めんどくさがったりバカにしたりしないでちゃんと教えてくれました。What's Aleppo?)

その中でも印象深かったのは"Googleablity"です。

言われれば分かりますが、使った事の無い単語でした。英国人の友人(僕と同年)に尋ねたら”New to me”と言ってました。

これからの働き手は、他者がGoogleで検索して存在を見つけられやすいか、とか発信した情報がGoogle検索にヒットするかといったことがポイントになってくるのだろうな、とも思いました。

意思決定のための情報収集手段

先日加藤紘一さんが亡くなられました。ほんの数度言葉を交わした事があるだけでしたが、当時学生であった僕の話を目を見てうなずきながら聞いてくださったのが非常に印象的です。

個人的には様々な理由から総理になってほしかったです。もしそうなっていたら...という展開はいたしませんが、非常に残念です。ご冥福をお祈りいたします。

そして、やはり加藤さんといえば2000年の出来事がよく語られます。

加藤の乱 - Wikipedia

加藤さんは当時のその世代としては非常に先進的でネットの声にもよく耳をすます方でした。ネットでの支持が非常に高かったこともあり、内閣不信任決議案の提出時期を見誤った可能性が指摘されています。決議案に投票できるのはネット民ではなく国会議員だったわけです。

特に昨今はSNSが普及し、情報へのアクセスはしやすくなったものの、実は入ってくる情報が「自分の周り」からの情報である事が多く親しい人たちからの情報だけを見て「みんな言っている」「世の中はこう流れている」という感覚を持ちやすくなっているのも事実です。

どちらかというと一方的で、場合によっては原理的なりがちだという問題点もあるのだということを改めて思い出しました。

宇宙空間での”障がい”の定義

宇宙飛行士の山崎直子さんともお話しさせて頂く機会がありました。講演も伺ったのですが、その中で、宇宙空間においては、”障がい”の定義が変わる、というお話がありました。

確かに、重力が無いため、足をついて立つ必要がありません。ですので地上においては、日頃車いすで生活されている人も宇宙空間に出ればその面では地上で健常者と呼ばれる人と全く変わりがありません。

その話を聞いたとき、なるほどー、と思ったわけです。そして宇宙時代になると重力から離れて生活することになります。

生活習慣や行動が変わるのは間違いありません。そして場合によっては、人間の考え方や発想などにも影響があるのではないかとも思いました。僕らの世代だと「ニュータイプ」とか「スペースノイド」という表現だとイメージがつきやすいかもしれません。

「死ぬ気で」という表現

物事を一生懸命やるとき、「死ぬ気で頑張ります」とか「命がけ」という表現をすることがあります。

その言葉を絶対に使わない人たちがいます。パラリンピックで活躍する選手たちです。田中ウルヴェ京さんが先日アップされていた以下のリンクに理解しやすいコメントがあります。

Instagram

僕自身は「死ぬ気」とか「命がけ」ってまだ使った事はないので説得力は無いかもしれませんが、京さんが仰る通り、スポーツや仕事が佳境に入っている時に「生きている」ことを実感できるような人は、それこそ「生きる気で」頑張るっていう発想になるのかもしれませんね。

むしろ、そっちを目指そうかと思いました。

さてさて、皆さんはどう思われますか?

 (写真は、1988年のソウルオリンピックの代表ユニフォーム@MIZUNO社)f:id:eitarokono:20160919231750j:image