こんにちは。
VUCAって?
ご存知の人は多いかと思いますが、VUCAという表現があります。
Volatility(変動性)
Uncertainty(不確実性)
Complexity(複雑性)
Ambiguity(曖昧性)
仮にまとめると、過去と比べてより「答えがわかりにくい時代」ということです。
現代がそういう(VUCAの)時代だ、だから”いろんなこと”が大変だ、という文脈で使われます。
本稿のテーマである、ホワイトカラーの働き方についても当てはまるんでしょうね。
かつて、先輩から教わっていた働き方についても、”答えが無い”という時代なんじゃないか、と思い始めています。
じゃあ、どうすればいいんですかね。
特に、僕たちすでに社会に出て時間が経ってしまっている世代はどうしていけばいいのだろうか。というテーマについて日々考えさせられます。
仕事の仕方というテーマで書籍を出版したのが2012年3月。12年3月に出すということは11年に書いていたわけです。
で、そのために貯めていたノウハウはそれ以前のもの。かれこれ10年前の「コツ」というわけです。
当時は最新だった自負はありますし、大半は今でも通用するものではあると思います。
試しに、仕事の仕方に影響するもので、2012年時点には無くて、2018年の今あるもの、というテーマでツールやコツ、環境変化をあげてみたところ、挙がる挙がる。
何しろ、VUCAの時代ですから。
Slackは無かったし、NewPicksも無かった。Instagramも日本ではほとんど知られていませんでした。第二期の安倍さんは就任前だったので安倍さんが始めた働き方についての方針はまだ始まってませんでした。
っていう感じで、そのまま書籍の目次案になってしまうくらいでした。
なので、PHP出版のTHE 21の皆様と相談させていただき、以下のようなテーマで連載を始めてみました。
是非ご覧いただければ、と思います。
VUCAなのに発信できることあるの?
しかし、じゃあ、何が新しくて何が古いのか。ある瞬間をスナップショットで切り取ってしまったら、そのタイムスタンプを起点としてどんどん古くなるわけです。
ワークライフバランスという言葉が古いと感じている世代がどんどん社会に出てくる。
これってイタチごっこじゃないか、とも考えられます。
20年も社会人をやれば、このイタチごっこを何周回見てきたことか。
何しろ、VUCAの時代ですから。
この連載を作っていく中で感じたこととして「具体的アクションになると変わってくるが、根本的な訴えは変わらない」というものです。
すなわち「目的を達成する上で、資源(時間や労力、お金など)を如何に有効活用するか」を常に追求すること。そのためには「環境の変化を捉えて、捨てるものは捨て、採るものは採る」ということなのだろう、と思ったわけです。
ぜひこのテーマで世の中に問いかけて見たいなあ、と思った次第です。
どんな展開になるか分かりませんけどね。何しろ、VUCAの時代ですから。
皆さんは、どう思われますか、VUCAの時代ですけど。