フリーランスの落とし穴

こんにちは。

最近、寒い日が続きますが、皆さん体調はいかがでしょうか。

仕事の品質の危機

ご多聞に洩れず我が家も、順番に体調を崩していき、通常風邪に縁がない僕も低空飛行を続けております。

というものの、インフルエンザ罹患には至っておらず長期休業からは免れている状況です。

そんな中、こんな本を読む機会がありました。

自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

 

発売日を見ると実はだいぶ前の本なのですが今回初めて手に取りました。

今の働き方改革の動きに新しい視点を加えるような内容で、全編を通じて印象的な内容でした。

で、今回ここで取り上げたポイントですが、ネタバレ的になるかもしれませんが、気をつけなきゃいけないなあ、と心から思ったポイントがあったのです。

それは「フリーランスこそ、遊びの予定を先に入れてそれを死守する必要がある」という趣旨のメッセージがあった点です。

休みを入れることでアクセントにする

僕も、会社に所属しながら自分でも仕事をしています。

新しい雇われ方、働き方を自分で実践しようと思ってのことです。後に続く人のためにも自分がやらなければ、という手前勝手な使命感もあります。

ただ、現実的には所属会社であるIBMの仕事もそれなりに時間が必要であり、それ以外の時間を使って自分のビジネスをやることになります。

そうすると、何も工夫をしないで挑むと朝から晩まで、平日も休日も働くことになります。まあ、自分が選んで好きでやっていることが大半なので嫌で嫌で仕方がない、ということはないのですが、とはいえ、仕事なのか休みなのかわからないような時間がダラダラすぎている、という状態にはたと気付くことがあります。

単に時間がかかってしまうことのみならず作業の品質が低くなることもあるので、これは、実は最も避けたい状況です。

そんなときは、免疫力も下がるのか体調を崩しがちになります。今みたいな季節は特に体に負担がかかりやすく、簡単に風邪をひいたりするようになります。

そうするとさらに作業品質も下がり、体だけではなく心の健康もあまりよい状態ではなくなる、という悪循環に陥ります。

この状況を回避するための策が、さきほどのちきりんさんの書籍にコメントしてあった「フリーランスだからこそ、まず休みの予定を入れる」という手法の応用です。

もちろん、完全なフリーランスというわけではないので、一定の制限があるものの、この日は仕事をしない、とか友人と会うとか、家族とどこかに旅行に行く、と言った行事や休みから入れて行くわけです。

そうするとそれに向かって仕事を一気に集中的に終わらせようという瞬発力や使命感が働きますので、結果的に高品質の成果を短時間で出すことができるはずです。

時間こそ、最も貴重な財産

何しろ、世の中で命が一番大切なものだとすると、その命を細かく分離したものが個々人の持つ「時間」というやつです。それが大切でないわけがないですからね。

ついつい無駄にしてしまいがちな「時間」とは、見方を変えると「命のある一部分である」という考えに立って見ると日々の過ごし方が少し変わってくるかもしれませんね。

皆さんはどう考えますか?

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