こんにちは。
「緊張が緩んだ」時の体調不良
よく、大仕事を終えると、脱力してしまい体調を崩すということを聞くことがあります。皆さんはそういう経験はお持ちでしょうか。
これ、科学的な根拠があるかどうかは分かりませんが、経験的に、そういうことってあるんじゃないかな、って思っています。
何かに集中している時は気が張っているため、睡眠不足や多少の疲れ、痛みなども特に気にならず過ごせます。
しかし、その集中が途切れた瞬間に堰を切ったように諸々溜まっていたものが表出してしまうという経験を何度かしたことがあります。
30歳前後の体力が充実している時に、400日くらいを一気に駆け抜けた(表現や実態はともかく、要はずっと仕事してた)ことがありました。
大変だったけど、まだ子供も生まれたばかりで転がっているだけだったし、キャリアの重要な時期にやりがいのある仕事ができたので、大変貴重な財産を築けたと思っています。
が、その仕事を終え、次の部署に異動した時になんだか背中が痛いな、体調が低空飛行だな、と思うことがありました。
なかなかそれが治らないので近所の内科に行ったら、肺炎だと言われました。
その後2ヶ月ほど微熱が続いて低調な日々を送ったのを覚えています。
これは、張り詰めていた緊張の糸が緩んで、ちょっと気が抜けたのが原因じゃないかと思っています。
また、先日かかった菊池病も四半期が締まったその日に発熱したのもなんか無関係ではないと思います。
悪くならないような対策
こういう経験を「大変だった」で終わらせては単なる「経験豊富なおじさん」に終わってしまいます。
同じことを繰り返さないように、または大ごとにならないように対策を行える「知恵のついた大人」でありたいと思う今日この頃です。
で、つい先日も実は「ヤバイな」と思う瞬間がありました。
公私ともに緊張を伴うことが連続し44歳でなくても、かなり無茶しているな、という時間を過ごしたのです。
時間としてはたった一週間程度ではありましたが、最後のイベントを終えた時に、それまで気が張っていたのですが、突然ガクッと来ました。
「お、来たな」という自覚があったのです。
体の筋肉とか視覚とか、循環器とか呼吸器、消化器とかが全部機能低下してるな、と思える状態でした。
季節も季節です。都会に生活していれば人混みも避けられません。
そこで、最近覚えたものも含め、食事・服装・休息・行動など知っているありとあらゆる対策を打つようにして、たとえ起きている時間であっても横になってなるべく体力の消耗を抑えるという時間をとり、集中的・かつ計画的にに回復を図りました。
そうするうちに、段々回復が自覚できるようになります。勢いがついてくると冗談ではなく1時間ごとに回復しているのを感じられます。
ということで、なんとか厄介なことにならずに済んで完全復帰することができました。
こういう時は、思考力や判断力、記憶力など脳の動きも低下していることが多いと思うので無理に何かをしたりせず休めることって重要だな、と改めて思いました。
それは最新刊「99%の人がしていない たった1%のメンタルのコツ」にも書いたとおりです。
ただ、よーく考えてみると、不可抗力の部分はさておき、体調の底が訪れるほどのスケジュールを詰め込まない、という知恵があれば、そもそもこういう事態にはならないんですよね。
自分の体力や体調との相談は自分でしかできませんので、自分の責任でちゃんと事前対策を打って参りましょう。
皆さんはどう思いますか?