23年ぶりのぎっくり腰 「有言実行」が裏目に…

こんにちは。

健康の重要さを再認識

初めての書籍「仕事のコツ」を出版したときに、最後の章は何で締めようかと考えたのですが、「健康」で締めることにしました。

仕事をする上で、心や体の健康はやっぱり最低限のことだからです。

プロフェッショナルとしてコンディションをベストに持っていくことは、当たり前という言い方もできるでしょう。

にもかかわらず、やってしまいました。

今週の火曜日、久しぶりにぎっくり腰になりました。

昼間から変だな、と思っていたのですが、夕飯後に立ち上がろうとして激痛が走り、そのままうずくまってしまったのです。

なんとか歯磨きだけして、寝室まで移動し横になってそのまま。

翌日はほとんど作業に当てていたので、自宅で過ごすことができました。

が、翌々日以降重要なプレゼンが目白押しで何人かの同僚にはバックアップの準備などで負担をかけることになってしまいました。

これは、新年早々反省事項です。

現状認識の甘さを痛感

実は、今回の腰痛の原因は明らかです。

平泳ぎをやりすぎたこと、です。

 先週、以下のような目標を立てました。その中の1つに今年は趣味の水泳で種目を変えて取り組もうというものをセットしました。

具体的に言うともともと自由形やバタフライが自分の専門なのですが、下半身、特に太もも強化のために、平泳ぎをやってみる、という意図です。

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で、週末に普段やらない平泳ぎ中心の練習をしたわけです。

平泳ぎは、手足は左右対称に動かさなければなりません。これは人間に取っては大変不自然な動きです。それだけであればバタフライも同じなのですが、平泳ぎはこれに加えて、人間の体のうちでもっとも重いパーツであるアタマを上下に数十センチ動かすという、さらに不自然な動作を繰り返さなければなりません。

そうすると、腹筋の強さが十分でない場合、背筋に負担がかたより、その背筋が痛むことで腰痛に発展するわけです。

実は23年前にも一度腰痛で歩けなくなりました。

そのときは水泳の朝練で全体の距離のうち2000メートル以上をキック中心のメニューをやっていた週の後半に来ました。

あのころは、数千メートルを連続したから負担が来ましたが、今回はホンの数百メートルだけでした。

現役を引退して何年も経っているにもかかわらず、アタマはまだかつてのままで、これくらい平気だろうと思って急にやり過ぎたわけです。

週に6日泳いでいた当時と、週に1日しか泳がない現在とでは体の準備レベルがスタート地点が大きく異なるため、入り方を工夫する必要があったのです。

一度成功体験をすると、どうしてもその経験を消し去ることができず、異なる状況下で同じことをやろうとしてしまうのは、ビジネスでもよくあることです。

これは、気をつけないといけないですね...なんてことを、思ったこの数日間でした。

おかげさまで週末は、宇都宮までの出張以外には仕事を入れないようにしてなるべく横になっていたので、日曜の夜の時点ではだいぶ快復しました。

なんとか大事に至らず、考え方を改める良いきっかけになったのでプラスの方向で解釈しています。

これからは、泳いだ後のストレッチを欠かさない、腹筋を少し鍛えて背筋とのバランスを取る、というようなことに配慮していきたいと思います。

皆さんも健康には気をつけて参りましょう。

 

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