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できない理由を言う理由 

こんにちは。

なんで、できない理由を挙げるのだろう?

誰かが新しい何かをやろうとしたときに、前に進まない状態を象徴する出来事として

「保守的な人が、できない理由ばかりを先にあげてくる」

というものがあります。

では何故、できない理由ばかりを挙げるのでしょうか。

この「保守的な人」の立場に立って考えると何か見えてくるかもしれない、と思って考えてみました。

幾つか分類がありますよね。

可能性としては、

①間違いなくできないことだから。

②何が出来上がるか、想像つかないから。

③出来上がっても、意義があると思えないから。

④賛成したくない(やりたくない)から。

⑤やってみて、できなかったから。

くらいでしょうか。

できない理由を言う理由も様々

①「間違いなくできないことだから」については、例えば「いまから錬金術の会社を作ろう」とか「明日、火星にいこう」という類の、客観的に不可能なことをであれば、できない理由を挙げる以前にもしかしたら相手にしないかもしれません。

ただ、これは②「何が出来上がるか、想像つかないから」と紙一重という側面があります。

過去に新しい発明や発見をした人は、周りから①のようなことを言っている、と見なされた側面がないわけではありません。国産自動車を作ると宣言した豊田喜一郎もそうだったでしょうし、大西洋を単独無着陸飛行で横断したリンドバーグだってそう思われていたかもしれません。

ですから、新たな試みに立ち向かう人は、本気でできると思ったらならば「できない」と思っている人に、何をやろうとしているかを、できるだけ具体的にイメージできるように伝える必要があります。

しかし、具体的にイメージできるように伝えたとしても、③「出来上がっても、意義があると思えないから」のパターンのようにその意義が伝わっていなければみな、人は何かとできない理由を付けて賛同はしないでしょう。

国産自動車ができたら日本の国は多くの国民を養うことができたり、誇りを取り戻すことができるでしょう。大西洋を飛行機で横断することができれば、人やものの移動が船よりはやくなるはずです。そんな「意義」や「夢」と結びつけると人は賛同してくれやすくなるものなのではないでしょうか。

④「賛成したくない(やりたくない)から」については、色んなケースがあります。

例えば、それをやられると自分の立場が危なくなるという保身のケースや、愛着を持っていたものがそれによって崩れるといったような感情面での抵抗。さらには「お前のことがきらいだから」といったものまであります。これについてはリクツを超えた世界ですので、感情面で訴えるか、力で押し切るかのどちらかで対応するものなのだと思います。

そして⑤「やってみて、できなかったから」ですが、自分がもし「やってみたけどできなかった」ことがあったとして、誰か他の人が改めて「やってみたい」と言ってきたらどうするだろうか。そんな風に考えてみました。

本当に一生懸命やってみて果たせなかった夢を引き継いでくれる人がいるんだったら、その人を応援するだろうな、と思う反面、「自分ができなかった」ことを目の前でやられてしまうと悔しい、というホンネの側面もあるのだろう、とも思います。

できれば、前者でありたいと思いますが、なかなか簡単なことではありませんね。

企てる側がやるべきこと

まとめると、

「周りができない理由ばかりをあげてくる」

という状況を招かないためにやるべきことがたくさんあって、

①’そもそもできることなのかどうか、検証する

②’出来上がりイメージがより鮮明になるように説明する

③’イメージに加えて、そのメリットを話す

④’その際、相手の感情に配慮する

⑤’経験者に教えを乞う

と言ったことでしょうか。

得てして、何かをしかける側になりがちな性格なので、今日は立場を変えて考えてみました。

みなさんはどう感じますか?