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ベンダーじゃない。パートナーなんだ。 〜魔法のひとこと〜

こんにちは。

下請けいじめ結果的に損

「下請け」とか「ベンダー」、または「業者」という言い方で、いろいろな仕事を外部の企業に依頼することは、多いと思います。

その人たちに品質の高い仕事をしてもらうことは、自分自身の仕事の品質やお客さんへの提供価値を上げるためには必要不可欠だと思います。

僕自身、B2Bビジネスをやる中で、いわゆる「委託先」になることが日常です。

もちろん、難しい仕事もあれば、過去の経験でより確実に成果を出せる仕事もあります。

ケースバイケースであり、1つとして同じ仕事はありません。

ただ、高いパフォーマンスが出せる時に共通の条件があります。それは、依頼元との信頼関係がある場合です。

この信頼関係があると、すごく難しい仕事も、また、とてもつまらない仕事だとしても「この人たちのために、役に立ってみたい」という気持ちが芽生え、とてもいい仕事をするものです。

あるときなど、我々のことを「ベンダー」と呼んだ人に対して、「ベンダーと言うな。パートナーと言え。いっしょに目標を達成するための持ちつ持たれつの関係なんだ」と言ってくれたお客さまリーダーがいました。

長期にわたる、とても苦しい仕事ではあったものの、この一言で「なんとかこの人の役に立ちたい」と心底思ったのを覚えています。

こう言う時に、人は力を発揮するものなのです。

一方で、人が力を発揮し辛くなる状況とはどんなものなのでしょうか。

端的に言えば、抑圧された時です。いわゆる「ベンダーいじめ」に遭ったときなどが典型的です。

依頼もととは言いながらも、約束した期日に情報を出さない。にもかかわらず、遅れた日付分は、”ベンダー”にて、”自主的に”吸収しろ言い出すことなどが具体的な事例です。

これは、明確にビジネス上のルール違反です。金の出し手であることを笠に着て、拡大解釈し悪用しているわけです。(金の出し手といいながら、その担当者が稼いだものではないことは明白です)

こうなると、人は動きません。品質も効率も下がる一方。結果的にケチケチして減額した委託料も、ほぼ無駄になるということで、株主や社員に対して迷惑をかけてしまうことになります。

信頼し、任せることが第一歩

プロフェッショナル同士の契約により委託関係は成立しています。その関係に対して、プロフェッショナルらしくない、ずるいやり方で買いたたこうとか、自分だけが樂をしよう、という行為は第三者から見ると非常にわかりやすいです。

今この案件だけは、乗り切れたとしても、長い間のうちには必ずしっぺ返しを食らいます。

実は、”予算内”に無理矢理収めるとか、少しでも安い価格で入札する、というのは委託先との信頼関係を損ね、結果的に目的を達成できないだけではなく、業界の中で「あの依頼元は、客筋が悪い」というマイナスイメージが出来上がります。そういうウワサは一気に広まるもので、本業にも悪い影響が及ぶことになります。

正直、誰もハッピーにならないし、誰もうれしくないことです。

かの福沢諭吉も「学問のすゝめ」の中で「世の中で『抑圧』ほど質の悪いものは無い」と断言しています。140年前から分かっていた問題を、われわれ現代に生きるまだ解決しきれていない、ということですね。

そろそろ、我々の時代に解決するべき課題なのかも知れません。

皆さんはどう思いますか?

 

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