読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ご意見ください! 〜「人材の流動化」「新卒一括採用廃止」「副業禁止の禁止」〜

こんにちは。

最近、いろいろな人たちと議論していて、本稿のテーマである「ホワイトカラーの仕事の効率化」の実現にむけ解決すべき具体的なテーマが、幾つか具体的になってきたな、と思い始めました。

とはいえ、一人で考えていても発展は無いので、ぜひ本稿をご覧になった皆さんのご意見を伺えたら、と思ったので3つほどテーマを絞って問いかけてみたいと思います。

それは、題名にも使いましたが「①人材の流動化」「②新卒一括採用廃止」「③副業禁止の禁止」3つです。

まず「①人材の流動化」

昨今、企業の経営者が脅威と感じることのひとつとして、異業種からの参入があります。Uberの出現とか、AmazonAWSとか、IBMなどの広告業界への参入といった事例はご存知の通りだと思います。人材を預かるリーダーとしては、今までにないスキルの調達が急務になっています。そのスキルギャップを埋める方法としては人材の中途採用が現実的な手段ですが、となると立場を変えれば、全ての組織は人材を狙われている事に気がつかなければなりません。

その際にクローズアップされるのは「エンゲージメント」です。

「エンゲージメント」とは、個人と組織の関係に置いて、その方向性の一致度合いと僕は解釈しています。「エンゲージメント」が高い組織は人がやめにくい、どころか会社方針の達成確率があがり、コンプライアンスの問題が起きる確率が下がるともいわれています。

そして、世界でトップクラスのエンゲージメント調査であるIBM Kenexa Employee Surveyにおいて日本は国別エンゲージメントのレベルでダントツの最低を示しているのです。

実はIBM以外のどの調査に置いてもこの傾向は同じです。

この結果について、いろいろな解釈がありますが、僕はこれを日本人は「組織の方向性には不満がある。でもなぜかその組織に居続ける」という傾向があるからだと理解しています。

ブツブツ言いながらも何故かそこに居続ける。そうすると組織はどうなるでしょうか。

なお、同じくIBM Kenexaのサーベイ結果と企業業績を連動させたデータでは、エンゲージメントが高い組織はビジネスの業績も高いことが証明されています。

ってことはすなわち、日本企業の平均エンゲージメントが低いという事は、日本経済全体にかかわる問題なのではないかと思います。

これ以外にも多くのメリットがあると思われる人材の流動化、これを促進するメリットは何だと思われいますか?

そして、それを推進するための具体的な課題はどういったものでしょうか?

続いて「②新卒一括採用廃止」です。

毎年4月には新入社員が入社してきます。この事自体は大変喜ばしい事です。組織も一気に活性化しますからね。また時期をほぼ同じくして翌年の新卒採用活動が行われます。

これは、経団連の協定が影響しており、頻繁に変わるガイドラインに合わせて、日本企業は右往左往しなければなりません。この新卒一括採用は会社および学生双方にデメリットがあると思います。

まず、受け入れ側の会社、特に人事が受ける影響は...

受け入れから新入社員研修と、採用活動が一時に重なり、会社によっては各種人事異動や決算対応、株主総会対応がかさなり、人事などはほぼ機能停止します。一度止まったものを立ち上げるには時間がかかるのですが、夏休みシーズンも重なり秋頃にやっとエンジンがかかり年末までなんとか生産的な活動をしつつも年明けからはまた季節労働の準備です。

どうしてもクリエイティブな活動よりも数をこなす業務に重きを置くようになり、「戦略人事」が必要なことがわかっていても、十分にそれに注力する事ができません。

また「お客様」的に扱われた学生が、新入社員研修が綿密に行われる事を前提に入社してくるわけです。その負担たるやかなりのものです。

学生側としても...

集団就職の時代は遥か昔の時代です。にもかかわらず大学を卒業した直後に就職しなければならないという縛りがあり、より早くインターンを通じて就職したい人が卒業まで待たされる状況や、能力があるのに必要でもない新入社員研修をうけなければならないという状況を回避できます。

会社で必要な能力は会社が面倒をみるもの、という時代ではなくなるのはまちがいないでしょう。そんな社会的、会社的コストは明らかに無益です。

また上記で書いたように人材の流動化は不可避です。「新卒研修を受けたのだから一生勤めろ」などと言う人はさすがにもうそろそろいなくなるでしょう。

学生時代にいかに多くの経験を積んで、能力をつけるかが世界で戦うための条件になります。ライバルは学生だけではなく、同じように職をもとめる世界中の経験者でもあるのです。(会社からすると、新卒と経験者採用を区分けする必要も無くなりますよね)

一律の試験や、上から目線の採用面接にさらされることなく、力をつけた人が自分の能力を売り込む事ができるようになるわけです。

ついでにいえば、社会で役に立つ教育を施すために、大学・大学院を中心とした教育機関の充実も測る必要もあるでしょう。そうでないと日本の大学に行く必要が無くなります。

この件はまだ議論がそれほど多く出ているわけではないと思います。(僕が知らないだけかもしれませんが)なので、賛否両論以前の問題で「は?」の世界かもしれませんが、僕はなんとなく、この新卒一括採用のしきたりが、日本企業を弱くしているように思えて仕方がありません。

皆さんは、このテーマについてどうお考えでしょうか?もし賛同いただけるなら、実施する上で何が過大になるでしょうか?

最後に「③副業禁止の禁止」

先日なんと会社の広報同席のもと、ある著名媒体から「副業」についてインタビューを受けました。この事実が示すように、この副業禁止の禁止、または復業の常識化については、本稿でも複数回扱いましたし、役所の中や公共放送などでも盛んに議論されています。

副業禁止を掲げている(世の中的に)「遅れた」会社の人事の皆さんは、より具体的に改善を検討しなければ競争に乗り遅れるのは間違いような状況です。

すでに流れはできているものの、まだ半分以上の会社は副業禁止規程をもうけているとも聞いた事があります。こちらについて皆さんのご意見はいかがでしょうか?改革を進める上でのチャレンジはどのようなものがあるでしょうか?

いろいろ皆さんのご意見をお聞かせいただければ幸いです。今後の発信活動の参考にしていきたいと思っています。

ご意見の発信先は、私のFacebookでも、Hatenaのブログにでも、以下のメールアドレスでも結構です。

eitarokono@gmail.com

是非とも、どしどし!f:id:eitarokono:20160801010025j:image