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確実に国力のバランスが変わっている  〜”Check in today?”から始まった環境変化の自覚〜

こんにちは。
アジアインフラ投資銀行のニュースが今ホットですが、そんなニュースを見ながら自分の生活にもその余波のようなものを感じたので感想めいたことを書いてみようかと思います。

4年ぶりの沖縄

実は、たまっていた航空マイレージが大量に期限を迎えたので先日一気に消化しました。
週末を利用しての沖縄への小旅行です。
いつも利用している航空会社で移動し、その系列のホテルで宿泊しました。
何年か前にも二度ほど使った場所なのですが、今回はいくつかの変化を感じました。
まず、レンタカーで車寄せに近づいたときにホテルの係の人が運転席まで寄ってきて声をかけてくれました。そのとき
「Check in today?」と聞かれたのです。
反射的に
「Yes」と答えたのですが、発音や表情でハッと気付いたようで、ほとんど同時に
「失礼しました、本日チェックインでいらっしゃいますか?」と日本語で言い換えられました。
妻がよく南の方のアジア人と間違われるので、今回もその流れかな、と思ったのですが、しばらくホテルで過ごすうちにその解釈が違っていたことが分かりました。
どうやら中国からの観光客と間違われたのです。
宿泊客の多くが中国語を話しているのです。感覚的には半分が中国人。4割が日本人でそれ以外の国籍の人が1割といったところでしょうか。
4年前にきたときには7-8割が日本人で、残りがアジア以外の海外の人たちといった感じだったのです。
当時はかなり空室も多く、アップグレードもしてくれたりしました。
今回は、宿泊予約もぎりぎりまで取れなくて、確保できたのは2日前でした。金額も倍近くに跳ね上がっている感覚です。
客室のテレビも中国語の番組はちゃんと備えてありました。

ステレオタイプも変わってきている

数年前のステレオタイプとしては、ぱっと見ただけで服装や行動で中国人の観光客はすぐに分かりました。
マナーの点でも中国の観光客の人たちはいろいろ言われる傾向がありましたが、今回の宿泊を通じてそういったことはまったく感じませんでした。
時々、エレベーターから人が降りる前に乗り込んでくる人が居るので「あ、やっぱり!?」と思った瞬間がありましたが次の瞬間、その無理矢理乗り込んできた人たちが日本語を話していたので、一瞬でも疑ったことを少し恥じ入りました。
 
当たり前のように街角から中国語や英語が聞こえてくる。
今回は家族旅行でしたが、うちの子供たちはそんな環境で育っています。
僕たちが感じたステレオタイプも持ち合わせていないでしょう。ただ、僕たちがずっと享受してきた世界第二位の経済規模を誇る大国、という地位も持ち合わせません。

次世代の良い国を残せるか

日本のGDPは今でも何とか世界第三位を保っています。無視できない規模である事には変わりありませんが、これよりも下がっていくとどうでしょうか。
「別に何位でもいい」という考え方も理解できます。確かに経済規模だけが国の価値ではありませんから。
それに仮想敵が居るわけではないし、競争して誰かを打ち負かすことそのものが目的であるわけではないとも思います。
ただ、先人の努力のおかげで今まで我々世代の日本人が当たり前のように得ていた便益がだんだん消えていくことになるかもしれません。
それによって困ることは具体的には予言はできませんが、気がかりな点としては、我々の次の世代が世界で活動するときに、つらい思いや惨めな思いをさせたくないな、という一点です。
どんな便益を次の世代に残せるのか分かりませんが、自分で出来ることを少しで多くやっていかなくてはならないなと感じた次第です。
皆さんはどう思いますか?
 
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