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悩めるリーダーへ 〜ムック企画:あの人の下で働きたいと思わせる仕事のコツ〜

こんにちは。
今日は、ちょっと告知も兼ねて。
12月15日に学研パブリッシングからムック本が出版されました。
こちらは、僕が「スペシャルアドバイザー」という立場で企画立案段階から関与させて頂いた特集です。

悩めるリーダーへのヒントに!

およそ季刊のタイミングで出版されている「仕事の教科書」シリーズの第8弾の位置づけ。過去出版されたバックナンバーでも何度かご一緒させていただいたこともあり、今回の関与となりました。
バックナンバーでは「時間術」「会話術」という感じで「〜術」というタイトルで統一ブランド化していました。今回もリーダーシップをテーマに扱うことになり「リーダー術」が基本案でした。一方でこの「仕事の教科書」は、目的によってデザインや大きさ、金額などを柔軟に変えていくという編集方針をとっていることもあり、今回あえて「〜術」という今までの吉例を破り、「あの人の下で働きたい」を前面に出し、現時点で悩んでいるリーダーや、上司との関係に課題意識を持っている将来のリーダーに手に取ってもらえるようなタイトルにしよう、ということになりました。
内容は、岩田松雄さん、石田淳さん、田島弓子さん、高城幸司さん、酒井穣さん、堀公俊さんという錚々たる顔ぶれの皆さんが、リーダーシップに関するご自身の経験を踏まえたメッセージを発信されています。
是非手に取って読んでみてください。それぞれ説得力があり、明日から活用できる珠玉の逸品たちです。
そしてこの中に、10ページの特集で「宇宙兄弟から学ぶリーダー術」という欄があり、そこに僕も出させてもらっています。
この特集について少し解説を。

なぜ宇宙兄弟

当ブログのメインテーマは、組織で働く人たちの生産性向上です。
発信者として考えるのと同時に、僕自身組織の一員として会社に所属して誰かのフォロワーとして、かつ誰かのリーダーとして活動しています。
「チーム」「リーダー」それにまつわる「仕事の仕方」というキーワードが常に頭のなかにあり、同時にその理想の姿の実現の難しさを実感しています。
そして、「家族」「友人」、「地域コミュニティ」などの共同体ではなく、何かを成し遂げるために組成された機能体チームの究極の姿って、どういうものだろうか?と考えた時に、行き着いたのが「命がけのチーム」です。
「このリーダー、メンバーに命を預けられるか」の視点を持っているチームが究極のチームだ、ということです。
つい「これ指摘すべきかもしれないけど、まあいいか」とか「不確定要素が多いから時間はかかるけど、もう少し様子見てからにしよう」などとコミュニケーションや判断を先送りにしてしまうシーン、日常の仕事の中で多いと思います。
が、もしこれが戦場だったらどうでしょうか?
メンバーに行動を修正させないと、本人だけでなく自分を含む周りのメンバーの命に関わる。情報が少ないけれども今判断しないと、手遅れになり助からないかもしれない、となるとそういう事は無いはずです。
命かかってないからつい、という気持ちも分かりますが、本来あるべき姿を突き詰めると極論かもしれませんが「命がけ」を想起する事が基準の一つになるのではないでしょうか。
これが究極のシーンを当てはめながら行動するというのは有効だと思う理由です。
実際(企業)組織って、多くがかつての軍隊から派生しているところが多いです。「戦略」という表現もそもそも戦争を想起させますし、「第一線」とか「最前線」、それを束ねる「ファーストラインマネジャー」というのは最も敵に面したところを意図した表現です。
とはいえ、現代の日本では戦争は身近なものではありません。
僕がより身近に感じ、かつ平和的な「命がけのチーム」とは、若田光一さんが司令官として率いていた国際宇宙ステーションのような、宇宙飛行士チームだと思ったわけです。
この究極のチームの姿をより分かりやすく描いた漫画「宇宙兄弟」を題材に、リーダーシップ、チームワーク、目標達成などの姿を解説したのが、今回の企画です
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記事でもコメントしていますが、もともと自分の行動を見直したり考えたりするヒントにしていた宇宙兄弟。事あるたびにいろいろな人に勧めてきました。
現在単行本として出版されている24巻分のなかから、リーダーのヒントになるシーンをピックアップして解説しています。宇宙兄弟を読んだ人はもちろん、そうでない人にも有効な内容であると確信いています。
是非是非ご一読を。

編集チームだって究極のチーム!?

ちなみに、お気づきと思いますが、実はこの企画は出版社またがりの企画でして、編集長の佐久さんや、担当の浦川さんには講談社との調整に尽力いただきました。頭が下がります。一緒になって24冊を通読し、誌面構成やインタビューなどを担当くださったヴァリスの鍋倉さんにも感謝です。僕も夜なべして原作者の小山宙哉さんあての手紙を書いたりして熱い思いをつたえました。
(あえて裏話をすると)これに加えて本物の宇宙飛行士の方とのインタビューまでトライいただいたのです。今回はスケジュールの調整がつかず断念しましたが、やはり企画は「もしかしたら無理かもしれない」と思いつつも情熱を持って進む事って重要だな、と改めて思いましたし、その情熱を支えるのってチームでありリーダーであるのだとも思いました。
僕らの「アツい思い」が悩めるリーダーの皆さんへの一助となれば望外の喜びです。
 
Lift off !!