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国力とは。そんなに遠い話でもない 〜それぞれが、出来ることからコツコツと〜

こんにちは。

先日、発展途上国におけるビジネスのケースを議論する機会がありました。

その中で意見として出たコメントで印象に残るものがありました。

発展途上国の国力増加は、人口増加と、教育の充実が基本だというコメントです。

国力=人口×教育

すなわち、国の力が強くなるためには、まず生産者(および消費者)としての人口が増える事。

とはいえ、何もしない人が増えても国力は高まりません。一人ひとりが生産者として価値を出さなければならないのです。

一人ひとりの生産力とはすなわち、教育になるわけです。

明治維新後の殖産興業、富国強兵が成立したり、第二次世界大戦後の急速な復興を遂げたのも、日本の初等中等教育の賜物だという説をみたこともあります。

今の中国やインドなどの新興市場の勢いをみれば、なるほど、と思われるでしょう。

これを、現代の日本に置き換えると、今の危機と僕たちの責任の重さが分かります。

全体の人口が減っています。労働人口も減っていますし、平均年齢も上がる傾向があります。

なので、先ほどの「国力=人口×教育」の式に当てはめると国力の構成要素の二つのうちの一つである人口が減っている訳です。

国力回復!この道しかない。

もちろん、人口を維持・増加に転じるような策も重要です。多角的・継続的な努力も払われています。しかしながら現実的には時間軸としては、20年−30年の計でしょう。

そこで、教育に注目したいと思います。

初等中等教育をみると、20年の計ですが、高等教育、社会人教育であれば、数年の計となります。ここが実はポイントなのではないでしょうか。

就学年齢である18-22歳むけの高等教育も去ることながら、一度社会に出た人が大学院に戻ったり、ダブルスクールや勉強会、企業内外研修に参加したり、ということをやって行く事で新たな力を蓄えることができのではないかと思います。

で、明日から何をしようか?

今や、新卒で大学を卒業してから50年以上働くこともざらです。そうなると今までのようにOJTを中心としたリニアな学習ではなく、ある程度キャリアチェンジ・アップデートを想定した学習機会を意図的に持つ事が必要になるように感じます。

国力や国益だけが全てではない、という考え方もあるかもしれませんが、国力が弱ってきた事による不利益は多くの皆さんが感じるところでもあるでしょう。

一人ひとりが、自分の持っている潜在価値を高め、継続させる行動をとることが本人にとってはもちろん、よりよき社会の実現にも有効なのではないかな、と思います。

社会、とか国家とかいう言葉には、僕たちの日常生活にとっては少し遠い事のような響きがあります。でも、この「国力」という言葉を「チーム力」と置き換えた場合いかがでしょうか。

チームを構成するメンバーの数と、個人の力のかけ算がチーム力と置き換えられます。なんとなく、やるべき事が見えてくるような気がしますね。

皆さんはどう思われますか?