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プロならでは 〜確信に満ちた助言をもらって〜

こんにちは。

メラビアンの法則という言葉を聞いた事がある方は多いと思います。

印象形成に、どんな要素がどの程度影響を与えているか、というテーマをあつかったもので、『言葉そのものは7%にすぎず、見た目で55%、聴覚で38%の印象が決まる』というもので、よくプレゼンテーションの研修で引用されたりしますね。(「俗流解釈」と釘を刺されていますが)

もちろん有名な分析なので、僕自身もこのデータについては頭には入っていました。ある程度配慮もしてきたのですが、あるきっかけがあり、これを少し真剣に考えてみようかな、そして行動を起こしてみようかな、と最近思いました。

今日は、その過程で、それこそ「印象に」残った出来事がありましたので、ご紹介したいと思います。

目に見える行動から変えよう

もともと、この一年の間、自分自身のキャリア形成について考える間に多くの人に相談に乗ってもらっていました。その中である方に「結果を変えたいなら、自分の行動を変えよ。それも周りに一目で分かるような目に見える形で」という助言をいただきました。

「なるほど。」

と思ったので、キャリアステージやライフステージを勘案して客観的に自分を見てみて、こんなこと、あんなこと変えてみよう、と考えていたタイミングでした。

たまたま、そんな時に別の方から服装について助言をいただく機会があり、またその方からあるプロフェッショナルの方をご紹介いただき、アドバイスをいただきながらスーツを購入することになりました。

もちろん、20年ほどのキャリアの中で何着もスーツは購入してきたし、その都度店員の方に助言をもらっていました。ただ、基本的には自分が良いと思ったものを、長くても30分でぱぱっと買っていたものです。

が、今回は助言に基づき、テーマや方向性を事前にお伝えし、時間も閉店間際の2時間をたっぷり使ってもらって、『第三者からどう見えるか』という視点で選んでいただきました。

「どうしますか?」ではなく「こうしますよ」

その中で、印象に残ったのは、今までの自分の経験では、「どうしますか?」と聞かれる事はあったのですが、今回は「こうしますけど、良いですね?」「であれば、こうあるべきです」という確信を持った助言をいただいた事です。

例えば、従来は

店員:「パンツの裾は、シングルとダブル、どちらにいたしましょうか?」

僕:「えーっと、最近のおすすめは?」

店員:「お好み次第ですね」

僕:「じゃあ、ダブルで」

店員:「何センチにしましょうか?いつも、どうされてます?」

という会話が普通でした。特に違和感も無いですし、相手にあわせてくれている、というポジティブな印象も持ちます。

でも今回は、

店員:「裾は、ダブルで行きます。河野様の場合は4.7センチにしますね。」

僕:「はい。それでお願いします」

という調子でした。

非常にすっきりする助言です。驚いたとともに、少し感動すら覚えました。

最初の印象が「売り上げNo.1」

そのチェーンで売り上げナンバーワンだというその店員さんは、常に確信に満ちたトーンで「私の見立てでは、あなたにはこれがベストです」という助言をくれつづけたわけです。クライアントである僕からすると、彼のバックグラウンドを知っているだけに、もともとオーラ負けをしています。そこに、確信に満ちた助言です。

そして、あれこれ迷う必要も無く、とはいえ押し付けられた感じも無く、この新鮮なやりとりを楽しみつつ購入を終える事ができました。

そして「これからもしばらくはこの人の助言を受け続けたい」という余韻も残りました。

スーツの直しが出来上がるのは、9月上旬ということですが、今から楽しみです。

もちろん、いわゆる右脳ビジネスと左脳ビジネスの違いがあるなど、一概に全てのパターンに適用できるとは思いませんが、プロとしてクライアントにこういう感覚を植え付けられたらすばらしいだろうな、と感じた出来事でした。

皆さんはどうお感じになりますか?