育成

ゆとりの轍を踏まない、働き方改革世代の時間の使い方

こんにちは。 以前(だいぶ以前)、テレビでこんな光景を目にしました。 ”ゆとり教育”の影響 通称”ゆとり教育”の振り返り番組だったと思うのですが、その教育を受けた世代に該当すると思われる若者が、”大人”に向けて 「ゆとりで育ってしまった私たちは、ど…

Back to Basic 「優れたリーダーはみな小心者である。」

こんにちは。 すすめられて読んだ本 二週間ほど前に、ある方からお薦めいただいたことが切っ掛けで、ブリヂストン元CEOの荒川詔四さんの著書「優れたリーダーはみな小心者である。」を読みました。 個人的には非常に感銘をうけました。 というのも二つほど理…

「おい、軽く一杯」とSNS 〜時代の要請で変わっていくべきもの〜

こんにちは 自分が働き始めた20年前と比べて、変わったな、と思うのが部門内の飲み会の頻度です。 今日は飲み会の今昔について思うところを記してみました。 20年前の育成プロセス 20年前を振り返ってみると。 「おい、行くぞ」 という声とともに、21時とか2…

心的外傷後成長( PTG )〜修羅場体験?

こんにちは。 今週はIBMから有給休暇を取得して場所を移動し、仕事に関連して諸々勉強したり計画したりする時間に当てています。 PTG(Post Traumatic Growth) 今後の出版の作業をする中で僕にとっては新しい言葉を学びました。 PTG(Post Traumatic Growth…

「怒る」はビジネス用語か? 〜親子関係からプロ同士の関係へ〜

こんにちは。 部下に「怒る」ことはありますか? 以前、リーダーシップの講演をしたあと、懇親会にも呼んで頂いたことがありました。 その中で受講いただいた複数の方々から質問をいただきました。 講演のQ&Aのなかで僕が 「メンバーを怒ることは絶対にする…

皆既日食 〜新しい「気付き」「発見」のイメージ〜

こんにちは。 今年、初めてグロービスの「あすか会議」に参加者としてフルアテンドしました。 あすか会議とは あすか会議は、ダボス会議をヒントに開催されている会議で、各界(ビジネス、学術、文化、芸術、思想、行政、冒険など)で活躍する人たちが集って…

24歳の若造と侮ることなかれ 〜高橋みなみ著『リーダー論』〜

こんにちは。 アイドルが書いた本を読みました 実は、仕事の関係ですすめられて、元AKB48の高橋みなみさんの『リーダー論』を読みました。 アイドルについてコメントする事は、僕自身が目指すキャラとのギャップがあり、またかなり誤解を受けるリスクがある…

現代の勉強の仕方 〜その場で調べて理解を深める〜

こんにちは。 ノーベル賞作家の読書法 僕が学生だったころ、大江健三郎さんがノーベル賞を取られました。 学科の大先輩だったのですが、研究室では特に大騒ぎをするわけでもなく、コメントすらも無くなんだか淡々としていたな、というのが印象です。 でも自…

一年の振り返り 〜目標を立てることは有意義〜

こんにちは。 今年ももう残すところ数日です。 年末にあたり、年頭に立てた目標を振り返りたいと思います。 今年の初っ端のブログで4つゆるーい目標を立てました。結果は自己評価で2勝2敗というところです。 eitarokono.hatenablog.com 1)時間の使い方を変え…

「知っている」と「できる」の差 〜腹式呼吸で声を出す〜

こんにちは。 「知っている事」と「できる事」の差 僕自身が研修や講演をご提供する時に、よく「『知っていること』と、『できる事』はちがうんです」とお伝えします。 新しいアイデアを提案したときに「そんなことは、誰でも知っている」という反応が多くあ…

すすめられて読んだ本 〜「修身」って先入観がありました〜

こんにちは 前回も、自分で手に取ったのではなく仕事上、必要に迫られて読んだ本からの学びについて書きましたが、今回も。 半信半疑手に取った本 おそらく、自分からはその先入観から手に取る事がいだろうな、と思う本を薦められて読む機会がありました。 …

ダイエットするには痩せた人と暮らす!? 〜環境の与える影響〜

こんにちは。 最近立て続けに環境が人の行動に与える影響について考える機会がありました。 自分は身近な5人の平均値!? ある日、下記のようなリンクがFacebookのタイムラインに流れてきました。このエッセーの主旨は見出しが巧く言い表しています。環境が…

水泳特訓 〜マンネリを回避しモチベーションを維持する〜

こんにちは。 最近週末には自分が泳ぐ以外に、プールに行く事が増えました。理由は、息子の水泳特訓です。 男の子の運動能力は父親のコミットに比例する、と誰かが言っていたのを覚えていますが、自分自身が父親から何か習ったかというと全くその記憶が無い…

引退するとはやくなる 〜『俺たちの頃はこうだった』の功罪〜

こんにちは 先日、8年ぶりに競泳のレースに出場しました。 昔取った...。三つ子の魂...。 学生時代は水泳が最優先。当時は当たり前のようにこなしていた一連の動きを20年経った今改めてやってみたわけです。 相変わらず、準備段階のレース2-3週間前からそわ…

「重度自閉症」の著者による「飛び跳ねる思考」をよみました 〜世の中の認識の仕方はそれぞれです〜

こんにちは 今回も読後感になるのですが、最近の僕自身の興味の対象である「人の、認識のしかた」について関連する本を読んだので考えたことを整理してみたいと思います。 読んだ本はこれ。 飛び跳ねる思考 高校時代の同級生がSNSにアップしていたので、興味…

「勝つまで帰ってくるな」 子供の頃祖父に言われたことからの学び

こんにちは。 職場での光景 先日あるシニアマネジャーとそのメンバーとの会話を聞いていたときに、子供のころ父方の祖父から言われたコトバを思い出しました。シニアマネジャーとそのメンバーの会話というのは、こんな感じです。メンバー:「XXさん、お客さ…

国の希望である若者は、国に希望をもてない!? 〜内閣府:我が国と諸外国の若者の意識に関する調査報告書から〜

こんにちは 先日会社の同僚がこんな調査がある、とリンクを送ってくれました。 平成25年度我が国と諸外国の若者の意識に関する調査報告書(PDF版) - 内閣府 この結果を見て、ちょっと驚きました。 「この国は絶望の国か」 わざわざ狙ってやっているのではな…

「ロールモデルがいない」考

こんにちは 先日、ある若者が「この会社にはロールモデルがいない」といって退職しようとしているという話を聞きました。 そういえば、そんな話は僕自身が若い頃からたまに耳にするなあ、と思いました。 学ぶ努力は十分か。 僕自身を振り返ってみると、相当…

インプットし、アウトプットする 〜午前は学び、午後は登壇するという経験をしました〜

こんにちは 今日はちょっと変わった経験をしました。 午前中は教室で学ぶ機会を持ち、午後は学研パブリッシング社主催の「仕事の教科書」セミナーで講師として登壇したのです。 仕事の教科書 | Facebook 午前中と午後で丁度正反対の立場を経験したわけです。…

「語り部」として貢献する 〜日本の夏のこの時期に〜

こんにちは。 8月の6日、9日、15日というのは、すべての日本人にとって特別な日ですよね。 僕は子供のころから、祖父母と同居していたこともあり、1945年以前のことはよく話に聞きました。 ダイレクトインパクト 2人の祖父からはまだ体に残っている銃弾の事…

勝手に門下生 あなたには”メンター”がいますか?

こんにちは 先日、ある方との会話の中で、「メンター」についてお話しする機会がありました。今日は、メンターについて考えてみたいと思います。 悩みの解決手段 長いキャリアの中で、方向性に迷ったり、悩んだりすることは多いと思います。程度の差や波があ…

丸投げなのか、育成なのか。〜PHP研究所 THE21のインタビューより〜

こんにちは。 4月10日に発売されたPHP研究所の月刊『THE 21』に取材いただいた記事が掲載されました。 「スピード時間術」というコーナーでメンバーとのコミュニケーションと、それを通じた育成をテーマにお話しさせていただきました。 日頃自分自身が課題に…