チーム

「同調圧力」と「建設的な不調和」の狭間

こんにちは。 DHBSの記事 ちょっと前(2017年11月)のダイヤモンド・ハーバード・ビジネスレビューの「出る杭を伸ばす組織」という特集を興味深く読みました。 その中でもフランチェスカ・ジーノさんというHBSの教官の書いた『同調圧力が生産性を低下させる…

みんなが一気に動く瞬間には感動する

こんにちは。 先日、チームで仕事をしていて「ちょっといいな」と思う瞬間がありました。 設定としては、クライアント側から指定された時間に、オンラインでのプレゼンに参加する機会があったのです。 もちろん、中身についてはここでは触れられません。 嬉…

認識の仕方の多様性を踏まえたコミュニケーションを。

こんにちは。 人の認知特性には色々あります 先日、自分の体験を踏まえ、学習の仕方にも人それぞれの違いがあることについてコメントしたところ、添付の本をご紹介いただきました。 医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社…

意思の疎通が成立するとき 〜「無知の知」を自覚できるか〜

こんにちは。 なぜ、意思の疎通が成立するのか 所属会社の仕事を通じて、また、教壇に立って社会人学習のサポートをする活動を通じて時々思うことがあります。 「なんで、初対面だったり全然異なるバックグランドなのにここまで話が通じるのだろうか」とか、…

ベンダーじゃない。パートナーなんだ。 〜魔法のひとこと〜

こんにちは。 下請けいじめ結果的に損 「下請け」とか「ベンダー」、または「業者」という言い方で、いろいろな仕事を外部の企業に依頼することは、多いと思います。 その人たちに品質の高い仕事をしてもらうことは、自分自身の仕事の品質やお客さんへの提供…

盛者必衰 〜ってことは復活はあり得る〜

こんにちは。 あるプロ野球チームの状況をもとに、どんな素晴らしいチームにも起こりうる危機について考えてみたいと思います。 ついこの前まで無敵だったチームが... 何を隠そう、生まれてこのかた中日ドラゴンズファンです。(関係ないけど、今勤めている…

男女混成チームがハイパフォーマンス 〜特許も五輪競泳代表も〜

こんにちは。 先日あるレポートの説明を受ける機会がありました。 男女混合チームの特許はレベルが高い!? 以下のリンクにある、日本政策投資銀行の餅友佳里さんが作られた「女性の活躍は企業パフォーマンスを向上させる~特許からみたダイバーシティの経済…

無くせ!「空中に消えるコメント」 〜議論は前に進めるためのもの〜

こんにちは。 チームワーク=コミュニケーション チームで仕事をする意義は皆で新しい価値を創り出す事にあると思います。 一人では分量的に無理なことを皆で協力してやったり、領域的にカバーできないから得意分野のちがう人が集まって何かを作ったり。 そ…

理念の大切さ 〜熊本のブランドのネクタイ〜

こんにちは。 ここ最近、改めて組織の理念の大切さを考えさせられる事がありました。 日本の技術を世界に売るブランド 先週、突然妻が、ネクタイを買ってくれました。きっかけはご存知テレビ東京のカンブリア宮殿を見て、銀座にあるファクトリエのお店に行っ…

もと水泳選手として 〜究極の個人競技か?〜

こんにちは。 水泳の強みとは 日本水泳界の偉大なスーパースター北島康介さんが現役を引退されたニュースはご存知の通りです。 この日本選手権兼オリンピック選考会期間中は個人的には、記録は遠く及ばないとはいえ。人生のうちの数年間ではあったけれど水泳…

組織の活力の維持 〜「働かないアリは交代要員」をホワイトカラーに当てはめる〜 

こんにちは。 ここ数日、北海道大学などの研究チームのある調査結果が英国の科学誌に載ったということでネットや地上波などで話題になっていました。 「働かないアリ」は交代要員 newspicks.com もともと、2割程度の働き蟻は、仲間が働いているのを横目で見…

ケネディのメッセージ 〜We choose to go to the moon〜

こんにちは出張の合間の休暇アメリカはフロリダのオーランドからコロラドのデンバーに向かう飛行機の中でこの文を書いています。オーランドにはIBMの用事で行ったのですが、土日を挟みました。そこで、週末の空き時間を利用してケネディ宇宙センターに行って…

こんな名前で呼ばれています 〜ゆとり、ポスト震災、ミレニアル〜

こんにちは 所属会社の調査で面白いものがありましたので、紹介します。 ミレニアル世代 2000年代に成人になった人たちを称してMillennial(ミレニアル世代)と呼びます。 デジタルネイティブ世代とも重複しますし、日本ではゆとり世代、ポスト震災世代(僕の…

チームの役割構成 アカデミックなフレームワークから

こんにちは。 理想のチームとは? 理想的なチームは同種の人ばかりをそろえた集団ではない、とかいわゆる”優秀な人”ばかり集めてもチームは成立しない、とよく言われます。 僕たちも経験的にはこれが正しい事は何となく分かりますよね。ひところの某プロ野球…

たたき落とすか、差し伸べるか 〜人は(時間はかかるけど)成長するもの。大局的に見守りたい〜

こんにちは。 組織によって「できる」「できない」の基準が異なることがあります。 「あの人は感性の人だ」という言葉が、褒め言葉の組織があれば、批判の言葉である組織もあります。 「できない」事に対する対処も全く違ったものであったりします。 同業で…

悩めるリーダーへ 〜ムック企画:あの人の下で働きたいと思わせる仕事のコツ〜

こんにちは。 今日は、ちょっと告知も兼ねて。 12月15日に学研パブリッシングからムック本が出版されました。 Amazon.co.jp: あの人の下で働きたいと思わせる仕事のコツ (Gakken Mook 仕事の教科書 VOL. 8): 仕事の教科書編集部: 本 こちらは、僕が「スペシ…

国力とは。そんなに遠い話でもない 〜それぞれが、出来ることからコツコツと〜

こんにちは。 先日、発展途上国におけるビジネスのケースを議論する機会がありました。 その中で意見として出たコメントで印象に残るものがありました。 発展途上国の国力増加は、人口増加と、教育の充実が基本だというコメントです。 国力=人口×教育 すな…

北風と太陽 〜サービス業の品質を高めるには〜

こんにちは。 長い時間、ビジネスサービスの領域で仕事をしてきて、日々考えることがあります。 サービス業の品質を高めるものってなんだろうか、ということです。 パフォーマンス=知識・技能 × やる気 特にビジネスサービスの世界では、クライアントとプロ…

チームで動く意味 〜あの人の想いを無駄にしない〜

こんにちは。 競泳という個人スポーツを長年やってきたせいか「自分はチームプレー向きじゃないのかも」と思う側面がありつつも、チームで仕事をすることが好きな自分をしばしば発見することがあります。 個人種目向き?チームプレーヤー? 競泳は個人スポー…

氷が溶けるとどうなる? 〜価値観や前提の違いで、同じインプットから、いろんなアウトプット〜

こんにちは 先日、プロジェクトのメンバーが、仕事の合間に、小さく袋詰めし小分けになったチョコレートを1つくれました。 ロッテの製品で、紗々という名前の商品です。これです。 紗々|商品情報|お口の恋人 ロッテ 紗々|商品情報|お口の恋人 ロッテ 糸…

職場で始まる友情 〜歳の離れたもと同僚を偲ぶ〜

こんにちは 先日、大変お世話になったIBM時代の元同僚の方の告別式に出席しました。 実際にビジネスの場でご一緒したのは10年前でしたが、その後もおりに触れ交流を持ってきました。 ちょうど20歳年齢は離れていましたが、偉ぶること無く、いつも友人として…